理不尽 横浜マラソン
こんにちは。
先週横浜マラソンが中止になったことについて書きましたが、その後風邪をひいて体調を崩してしまいました。雨の中のマラソンを走って完走して、それで風邪をひいたのなら、また武勇伝になってあきらめもつきますが、どちらかと言うと、マラソンの中止があまりにも理不尽だったために、そのストレスで体調を崩したという感じです。それで、どうしても納得がいかないので、今週も横浜マラソンが中止になったことについて、私が感じたことを書かせて頂きたいと思います。お時間のあるかただけでも、良かったらお読み下さい。
私が今回おかしいと思っている点は下記のとおりです。
1)当初公式ホームページでは、当日の朝4時に開催か中止の決定をすると発表
されていたのに、それより約12時間早い前日の夕方5時過ぎに、急に中止の発表が
あった。発表内容は下記のとおりです。
大会中止のお知らせ
気象庁発表の台風22号の予報によると、明日の大会開催時には、強風圏に入る
ことが確実な状況になりました。ランナー及びボランティアの安全確保を最優先に考え、
今大会は中止いたします。
私も当然台風の状況はとても気になっていたので、前日1時間毎に気象庁の台風
ニュースはネットで見ていましたが、前日の夕方5時の時点で、横浜が「明日の大会
開催時には、強風圏に入ることが確実な状況に」なったというニュースはどこにも
ありませんでした。
そして結果と言えば、当日は終日小雨が降っただけで、風はほとんど吹かず、
むしろ一時的には雨が上がったよう感じられた時もあったくらいです。一番近づいた
のは当日の夜遅くで、その時初めて少し強い風が吹いた程度でした。もしマラソンが
開催されていたとして、最終ランナーが到着して撤収が終わった時間(午後4時頃)
には台風は、まだ紀伊半島の南の海上にあったのですから、前日の「明日の大会
開催時には、強風圏に入ることが確実な状況」という発表が、いかにいいかげんな
推測であったかが分かります。ランナーの気持ちを本当に思いやってくれれば、当日
の朝4時ギリギリまで、様子を見てくれたはずです。そしてその時中止になっても、
そのあと強風が吹き始めたのであれば、誰もが納得していたでしょう。
2)大会事務局が電話での苦情応対で、大会要項に『大会開催中に主催者が競技
続行に支障があると判断した場合、競技及び出走を中止させることがあります』
と書いてあります。と答えたことについて。
これは「大会開催中に…」ということですから、そもそも大会が開催されなかっ
たのですから、言い訳にはなりません。もし予定通り朝8時半にスタートがなさ
れて、その後数時間後、「台風が予定より早く近づきそうで、強風圏に入りそう
なので」ということで中止されたのであれば、誰も意義をとなえる人はいないで
しょう。
3)開催が中止になったのに、参加料(1万5千円)は返金しないということ。
参加者2万8千人から4億2千万近い参加料を徴収して、結局前日に中止して開
催せず、当日何もやらなかったのに、参加料は返金致しませんと。これに対して、
収支決算を公表して欲しいという参加者の要望に対しても、それはしませんとの
回答のみ。これで納得する人がいるでしょうか。誰も全額返金してもらえると思っ
ている人はいません。収支報告で残金があれば、それを参加者に案分して、それ
がたとえ千円でも、主催者の誠意を感じられると思います。
4)その他の対応
・)前日のランナー受付は夜8時までとなっていて、5時過ぎには中止となった
ので、受付をしなかったランナーも多数いたようですが、受付の時にもらえる事
になっていた記念Tシャツをもらいたい人には郵送しますが、着払いとのこと。
・)受付を済ましたとき受け取ったゼッケンナンバーには、タイムを計測するタグが
縫い込まれていて、それは返却の義務があるので、返信用封筒を送るのでそ
れで返却して下さい。もし返却しなければ2000円請求します、と。
余談ですがですが、横浜マラソンは今年で3回目ですが、記念すべき第1回大会で、
そのとき事前に42.195kmを距離計測していなくて、実際には短かったことがあと
から分かり、走った記録が公認されず、その時集団訴訟の動きもあったそうです。
他にも書きたいことがありますが、長くなりましたのでこの辺にしておきます。やりきれない気持ちはなかなか収まりませんが、きっとこのことを将来何かのプラスのことに転じてみせます。長文、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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