一枚の写真 ♪

きのちゃん

2025年04月20日 22:38

こんにちは。

先日、仕事が終わって帰宅すると、「こんな封筒が郵便受けに入ってたよ」と、ウチの奥さんから、一通の茶封筒を渡されました。

表に私の名前と「写真在中」の文字、裏には差出人の名前が書かれていて、その名前は見覚えはありましたが、ずいぶん久しぶりで、すぐには思い出せませんでした。

何だろう?と少々気になりながら開封すると、中には一枚の写真と手紙が入っていて、写真は私の両親が若い頃(父が60歳頃で、母は50歳頃)のものでした。

手紙の差出人は、40年以上前に私が父と一緒に仕事をしていた時、ウチの会社で働いていてくれた社員さんで、手紙には、「自分も80歳近くになり、現役を引退しようかと思い、色々と断捨離をしていたら、古い写真のネガが見つかったので、何だろうと思って現像してみたら、40年以上前に努めていた、お宅の会社の忘年会で、社長と専務(母が専務をしてました)が写っていたものでした。場所は社長の自宅です。折角ですので、差し上げます」書かれていました。

写真の父と母の向かって左に写っているのも、当時の社員さんで、三人ともすでに天に召されています。

封筒には、差出人の名前だけが書かれていて、住所は書かれていませんでした。きっと、お礼はお気遣いなく、という心遣いだと思いました。

父と母の笑顔がとても良くて、私も当時のことが懐かしく蘇りました。写真を届けてくれた人のことも、もちろん思い出しました。とても優秀で、メーカーさん主催のコピー機の販売コンテストで、九州のトップクラスの成績をいつも納めておられました。

写真を届けてくれた方へのお礼と、父と母へのお礼の気持ちを込めて、このブログでご紹介しようと思い立ちました。そして、このように取りはからって下さった、神に感謝します。ありがとうございました。



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