わが処世の秘訣/本多静六

きのちゃん

2018年12月02日 00:42

こんにちは。
今日は私が最近読み直している本からのご紹介です。

書名は「わが処世の秘訣―幸福・成功」で、著者は本多静六氏です。私の持っている本が初版で、発行されたのが昭和53年7月ですから、40年前に買った本ということになります。著者や書籍について興味を持たれた方は、下記のサイトをご覧下さい。

本多静六 ウィキペディア(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%A4%9A%E9%9D%99%E5%85%AD

では今日私がご紹介させていただきたい箇所を下記に引用します。

職業の道楽化

私の体験によれば、人生の最大幸福はその職業の道楽化にある。富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない。職業の道楽化とは、学者のいわゆる職業の芸術化、趣味化、遊技化、スポーツ化もしくは享楽化であって、私は手っ取り早く道楽化と称する。
(中略)

職業を道楽化する方法はただ一つ努力にある。あらゆる芸術と同じく、初めの間こそ多少の苦しみはあるが、すべての歓喜も幸福も努力を通して初めて得られることを自覚し(中略)

私は以上のような体験から、いかなる仕事でも努力をつづけさえすれば、初めは多少苦しくとも、ついには道楽になる、そしてその道楽の面白さは努力の度に比例し、努力の大なるものほど愉快の大なるを自覚した。

もっとご紹介したいのですが、長くなりますので、今日はこのくらいにしておきます。

40年前に読んだ時にも、何となく分かったような気がしていましたが、今思えば、それは文章の意味を理解しただけで、身体では理解していなかったことが分かります。今この歳になって、ようやく少し身体で理解できたように思います。

私の人生にも色々なことがありましたが、現在は私の天職である社交ダンスと、人生で一番多く時間をかけて積み上げてきた、パソコン・IT機器関連の仕事で生計を立てていけていることは、本当に幸せなことだと思います。これからも、私の人生を賭けて、この二つのジャンルのスキルを磨き続けて、少しでも世の中のお役に立てるようになりたいと願っています。

と言うところで今日はこの辺で。
今週も充実した一週間になりますよう、ガンバ p(^^)q。






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