ダンスの本当の上手さとは(2)
昨日の続きです。
昨日、パーティなどで相手から「この人ともう一度踊りたい!」と思ってもらえるような人が、本当に上手な人だと言えると書きましたが、つまりダンスが上手であるかどうかは、自分が決めるのではなくて、踊った相手が決めるということになります。
ある程度ダンスを覚えてパーティなどに行った時、「上手に踊ってやろう、上手なところを見せてやろう」と意気込んでやると、たいていは逆の結果になります。
ダンスで一番大切なことは、自分のことより相手のことを思って踊るということです。少し詳しく説明すると、男性は自分のステップのことを考える前に、女性が今どちらの足に重心が乗っているかということを感じながらリードをすること。そして、女性は自分でステップを踏もうとしないで、男性がいまどのようにリードをしようとしているかを感じて、その上でフォローすることが大切なのです。
今日のまとめに、私の大好きな、もと世界チャンピオンのルッカ&ロレインの言葉をご紹介させて頂きます。
「相手の事を想い、お互いを感じ合う事が大切なので、ダンスをすることによって感情を豊かにしていく事ができるのです」 (ルッカ&ロレイン)
今日はこの辺で。
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