愛されることより 愛することの方が大事

きのちゃん

2011年11月30日 11:52

今日のタイトルは、何かからの引用ではなくて、最近ふっと自分の心に思い浮かんだものです。でも誰でも、一度か二度はどこかで目にしたことのある言葉ではないかと思います。

ある人のことを想って、その人がきっと喜んでくれると思い、ある事をしたけれど、その想いが相手に伝わらないばかりか、相手は全然こちらに関心もなかったと分かった時、人は失望し、また相手のことを恨んでしまいそうになるのではないでしょうか。

 愛されることより 愛することの方が大事
 たとえ相手から愛されなくても 愛し続けることが本当の愛

本当に相手のことを思ってのことであれば、たとえ相手がその事を理解してくれなかったり、自分に関心を向けてくれなくても、その行為の本質は何も変わらないのですから、そのまま尊い価値がある。

それなのに、失望してしまったり、相手を恨んでしまいそうになるのは、実は相手のためという気持ちより、その行為によって相手が自分に好意を向けてくれることを期待したものであって、それは実は相手への愛ではなく、自分への我愛であったかも知れません。

このことは、男女間の愛だけではなく、親子の間や、すべての人と人、もっと言えば、すべての生き物や、モノと自分との間においても言えるのではないか。そんなことをふっと思いました。

人間は感情の生き物ですから、なかなかそう簡単にはいきませんが、世の中の真理や法則を少しずつ垣間見ながら、少しでも成長していきたい。そう思っています。



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