「集中すること」を習慣に

きのちゃん

2012年02月19日 11:50

今日も、「集中力」の本からのご紹介です。今日は具体的な「集中力」を高める方法について言及されています。

|毎日、十分ほどでかまいません。「集中すること」を習慣にしてください。

|何か一つの考えを選び、どれくらいの時間そのことを考えつづけられるか、試し
|てみてください。最初のうちは時計をそばに置き、時間を計るのがいいでしょう。
|たとえば健康について考えようと決めると、それによって集中力を伸ばせるだけ
|でなく、考えた内容から多くのものを得ることができます。

|「健康はこの世で最高の宝物である」と考えてください。それ以外の考えは頭の
|なかに入りこまないように、浮かんできたらすぐに追い出してください。(中略)
|現在の状況に関係なく、あなたは「自分がこうなりたいと思う人間」になってい
|ると考え、それ以外の考えには目をつむりましょう。

|たとえば持病のある人なら、最初は病気のことを忘れようとしても難しいでしょ
|うが、まもなくそういったネガティブな考えを閉め出して、なりたい姿になって
|いる自分を思い描くことができます。こうして集中するたびに健康の完璧なイメー
|ジが形づくられ、やがてそれが現実のものになって、あなたは丈夫で健康な人に
|なります。

|(セロン・Q・デュモン 著 「集中力」 レッスン1 p.166-167から引用)

ここでは「健康」ということを題材に、集中する方法について述べられていますが、この「健康」という言葉を、自分の夢や目標に置き換えて試してみることができます。

この本には、集中力を高めるための具体的なエクササイズが、19個紹介されています。私がこの本を買ったのは5年前で、その後4回読み返して、昨年の秋、またふと思い出して5回に入りました。そして今回初めて、紹介されていたエクササイズを実際にやってみました。

エクササイズを実際にやってみて分かったことは、本を読むことは大切で有益なことですが、もっと大切なことは、そこで学んだことを実際に実行してみることだということでした。

私は筋トレとストレッチを毎日やっていますが、これもただ、「私は筋力がついて、しなやかな身体をもっている」とイメージするだけでは、その目標はいつまで経っても実現しません。イメージしながら、毎日地味で、きつい筋トレとストレッチを継続していくことによってはじめて、少しずつ身体が変わっていきます。

大切なことは、まず夢を持つこと、その実現した姿を集中してイメージすること。そしてイメージと共に具体的な行動を継続していくこと。その結果、いつの日かその夢が実現している自分に気がつく、ということだと思います。

長くなりましたので、今日はこの辺で。





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