2013年12月29日 00:01
皆さん、こんにちは。
いよいよ今年もカウントダウンの時を迎えました。本当に一年が過ぎるのが早く感じます。これでは歳を取るのも仕方ないですね。でも、「今が一番若い!」の気持ちで、毎日を過ごしていきたいと思います。
さて、今年最後のブログは、最近読んだ本の中からのご紹介です。一ヶ月半前の11月10日のブログ「五年後のあなた」で、「あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法」という本をご紹介しましたが、この本を読み返してみて、とても良かったので、同じ作者の本をウェブで探してみたところ、今日ご紹介する「あなたに奇跡を起こす小さな100の知恵」という本がありましたので、早速取り寄せて読んでみました。
その中に、次のような下りがありました。
人生の質は、人間関係の質で決まる。これは自然の慣わしだ。人間関係は、私たちに最高の喜びと最大の悲しみを与える。「私」は、「私たち」を通じてしか成長できない。偽善的な行いは浅はかで見破りやすい。誠実な行いは真情あふれるものであり、他人を元気にする。自分自身になること、自分自身に対して誠実になることは、「私」から「私たち」へ至るもっとも力強い道である。
他人に対して誠実になれば、心を開いた信頼関係が築かれ、言葉のあるなしに関係なくコミュニケーションはうまくいく。言葉には何の意味もない。人間に意味があるのだ。
(コリン・ターナー著「あなたに奇跡を起こす小さな100の知恵」 p144から引用)
書かれていることは、常識的なものですが、私が一番心に残ったのは、「自分自身になること、自分自身に対して誠実になることは、『私』から『私たち』へ至るもっとも力強い道である。」の箇所でした。
この「自分自身に対して誠実になる」ということは、実は言葉以上に奥深いものがあると思います。私なりの解釈では、「自分自身」というのは、「自分の心の奥底にある良心」だと理解しました。
人間、表面的な知恵では、どうしても外面的なことを気にしたり、損得勘定で考えたりしがちですが、心の底の良心だけは、偽ることができないものです。けれど、その良心に従って行動し、生きていくことは、言葉でいうほど簡単ではないでしょう。
だからこそ、このことを心して、意識的に「自分自身に誠実になる」ということが、とても大切だということだと思います。
今年もたくさんの方たちとの出会いがあり、また別れもありました。袖振れ合うも多生の縁。「人生の質は人間関係の質で決まる」のですから、それぞれの出会いに心から感謝し、これからも大切にして行きたいと思います。
最後に今年一年、私のブログを読んで下さってありがとうございました。心から感謝申し上げます。来年もこの調子でブログを続けていこうと思っていますので、来年もよろしくお願い致します。
お体ご自愛のうえ、良いお年をお迎え下さい。