今日は前回に引き続き、”仕事を「すぐやる人」の習慣” の本から、ケリー・グリーソン氏の記事をご紹介させて頂きます。
ケリー・グリーソン氏は、40万部を越えるベストセラーとなった『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』の著者で、ビジネス・テクノロジー協会(IBT)創設者であり会長の人です。
記事の半ばに、先日から私が思っていたことと同じことが書かれている箇所に行き当たり、やはり!と膝をたたきました。その箇所とは、
|また、先延ばしは仕事の効率を下げるだけでなく、われわれの精神にも悪い影響
|を与える。先延ばしをする人たちの大半が、中途半端にしたり、やり終えていな
|かったりする仕事についてクヨクヨと思い悩み、最後までやり通せなかったこと
|を気に病むからだ。つまり、仕事をしていないにも関わらず、心はくたびれきっ
|てしまうのだ。(中略)
|なんらかの行動を起こしたときにしか、問題は氷解しはじめない。そうであるな
|らば、メールに返事を出す、顧客のクレームに応える……あらゆることを「すぐ
|やる」ようにしよう。実際にやってみれば、それがいかに時間のかからないもの
|か、そしてやり終えたときいかに気分がいいものか、あなたもきっと驚くはずだ。
このところ、「すぐやる」習慣を身につけつつある私は(ホントか)、早速メールに「即返信」することにしました。これまではメールの返信は、「よく考えて」するようにしていたところがありましたが、このやり方では、返信のタイミングを逸してしまって、先方に無用の心配をかけたり誤解を与えてしまうことが、時にあったように思います。
もちろんメールの内容によっては、スケジュールの調整などを必要とするものもあって、すぐに返信できないものもありますが、そんな時も、「メール受信しました。お打ち合わせの日程については調整の上、あらためてご連絡させて頂きます。取り急ぎ返信まで」とだけ書いて返信することができます。そうすれば先方も安心されますし、自分もすっきりします。
ケリー氏は、40万部のベストセラーとなった、『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』に大幅加筆を加えた改訂版、『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣4.0』という本を2009年の3月に発刊されたそうです。(4.0とか、Windowsのバージョンみたいですね(^^)。)
そう言えば、この本のタイトルは書店で目にした記憶があります。すでに、「すぐやる習慣」を身につけはじめた私は(また言いよる)、この本を早速アマゾンで注文しました。先ほど注文先からメールが届き、今日発送したという内容でした。
今日のまとめに、ケリー氏の記事の最後の部分を引用させて頂きます。
|これらを実践して、”先送りグセ”を克服すれば、仕事から受けるおびただしい
|量のストレスと不安を追い払うことができる。より大きな自信がつき、自尊心に
|も磨きがかかるだろう。
|
|好むと好まざるとに関わらず、私たち人間は習慣の動物だ。そうであるならば、
|悪い習慣(=先延ばし習慣)ではなく、よい習慣(=すぐやる習慣)を身につけ
|よう。私たちの時間、そして心の平安が危機に瀕しているいまこそ、すぐに!
というところで、今日はこの辺で。