2015年09月27日

リチャード・クレイダーマン / 渚のアデリーヌ

皆さん、こんにちは。

今日は私のお気に入りソングのご紹介です。

曲は天才ピアニスト、リチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」です。
私が若い頃人気のあったピアニストで、この曲は世界的な大ヒットとなりました。
ネットで調べたら、次のように紹介されていました。

☆リチャード・クレイダーマン
5歳で作曲を始め、学校では「教科書よりも楽譜の方がよく読める」と評されていた。
パリ・コンセルヴァトワール(音楽学校)に入学し、16歳で主席で卒業。デビュー後、
全西独シングル・ヒット・チャートの第一位に輝いた

ユーチューブで検索したところ、つい最近のコンサートのものが見つかりました。さすがに歳は取りましたが、曲の素晴らしさと清潔な風貌は深みを増したように感じます。お時間のある時にでも良かったらどうぞ。

渚のアデリーヌ
https://www.youtube.com/watch?v=nyQ_CdQQbWA



  


Posted by きのちゃん at 00:01Comments(0)My Favorite Songs

2015年09月20日

九州大舞踏会でワルツを踊る

皆さん、こんばんは。

今日は、先日9月6日にウイングまつばせで開催された「九州大舞踏会」で、ウチの生徒さんとワルツを踊った動画を紹介させて頂きます。

九州大舞踏会は、九州プロフェッショナルダンス協議会が主催して行われる、九州各県のダンス教室の先生と生徒さん達のカップルによる競技会で、毎年100組近い参加がある大きなミックスコンペです。今年は地元熊本の松橋で開催され、ウチの教室からも3名の生徒さんに参加して頂きました。それぞれ良い踊りを踊ってくれて、私も嬉しく思いました。今日はその中から、ワルツを踊られた木村和子さんの動画をご紹介します。お時間のある時にでも良かったらどうぞ。urlは下記のとおりです。

https://youtu.be/kNMqtk6mbiY




  


Posted by きのちゃん at 00:01Comments(0)ダンスの動画

2015年09月13日

自信が容姿を変える

皆さん、こんにちは。

朝夕は、秋の訪れを感じるようになりましたね。

さて、今日は先週のブログ記事について、もう少しつっこんだお話しです。

先週のブログで、カリオストロ伯爵夫人が、自分の顔と15分ほどにらめっこしていた結果、自分の容姿がまるで奇跡のように優雅で美しいものに変わり、そのことが、自分の意志による思考の力から生まれたと、ご紹介しました。

このことに関連して、ずいぶん以前に次のようなことを、何かの雑誌で読んだことがあります。

化粧品会社資生堂のモデルさんを養成する部門で、そこには若いモデル志望の女性が沢山集まってくるそうです。モデル候補の女性は、それぞれ個性を持った美しい女性ばかりですが、その中から次のキャンペーンガールの候補が選ばれます。しかし、いくら美しいとはいえ、初めてテレビや雑誌に自分が登場するとなると、その女性にとっては大変なプレッシャーとなり、誰もが最初は緊張し、顔や表情が引きつったようになるそうです。その時、その部門のプロのモデル養成士が、その女性に対して、「君は世界一美しいよ。君は世界一魅力的だよ。君のような素晴らしい女性はどこにもいないよ」と、とことん言い聞かせるそうです。

その結果、その女性は自信を身につけ、そのあと、テレビのコマーシャルに登場し、雑誌にも登場し、その姿は本当に世界一美しい魅力をたたえる女性に変身するのだそうです。

何が言いたかったかというと、自信は、本当にその人の容姿・容貌を変えてしまうということ。そして同様に、自信のなさは、そのまま自分の容姿・容貌に現れてしまいます。

そして、その自信は、資生堂のモデルさんのようにモデル養成士のプロから与えてもらうものもあれば、カリオストロ伯爵夫人のように自分で与えることもできるのです。自分の思いと意志ひとつで、自分の容姿・容貌までが変えることができる。そして、それは容姿・容貌のみならず、自分の望むあらゆる良きことを引き寄せてくれるのです。

人生は、誰しも平等に歳を取っていくもの。けれど、同じ生きていくのであれば、いつまでも若々しく元気に生きていきたいものです。それができるかできないかは、ただひとつ、自分の心の持ちようではないか。

そんなことを、ルパンの小説を読みながら思いました。

ではまた来週、元気にお会いしましょう(^^)/


        2011年秋に放映された
  資生堂の化粧品「インテグレート」のテレビCM
  


Posted by きのちゃん at 00:09Comments(0)夢の実現

2015年09月06日

カリオストロ伯爵夫人

 皆さん、こんにちは。

 今日はモーリス・ブラウン著のルパンの小説からのご紹介です。

 私が子供の頃、推理小説が大好きで、シャーロック・ホームズやルパンなどの推理小説を、学校の図書館はもちろん近くにあった市立図書館にあったものすべてを読破した思い出があります。最近ふとまたルパンの小説が読みたくなり、アマゾンで買ったりして読んでみて、またはまってしまい、ここ最近で10冊以上読みました。今日はその中でも特に面白かった「カリオストロ伯爵夫人」の中からご紹介します。この小説は下記のように紹介されています。
 
  『カリオストロ伯爵夫人』は、モーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』シリーズの一篇。
 20歳のアルセーヌ・ルパンの冒険を扱った物語。

  「カリオストロ伯爵夫人」は作品に登場する謎の女性。マリー・アントワネットが巻き込ま
 れたことで有名な、怪人物カリオストロ伯爵の娘だという「カリオストロ伯爵夫人」と、怪人
 物ボーマニャン、ラウールこと若き日のアルセーヌ・ルパンが、 フランス修道院の財宝を
 巡って三つ巴の争いを演じる。


 この小説の中で、カリオストロ伯爵夫人は、実際はかなりの年齢のはずなのに、その容姿は10代か20代のようで、「聖母の微笑を持つ、この世で最も優雅な完全美の化身」であるとされています。その不思議について、小説の中で語られていたのが、次の下りです。

  鏡をとりあげると、女は、疲れて、老けた自分の顔を長いあいだ見入っていた。そして
 鏡のなかの自分とにらめっこをしていた。こうして、沈黙といっさいの思考と意志とを、
 眼差しひとつに集中する努力のうちに10分が過ぎ、15分がすぎた。そして最初に現れ
 たのは、冬の陽の光線のように、ためらいがちな、それともわかぬ内気そうな微笑だった。
 それがまたたくまに、さらに大胆になり、すみずみまで生気がみなぎってきて、ラウール
 の目を驚かせた。口の隅がさらに反り返った。肌には血の気がさしてきた。筋肉がさらに
 引き締まってきたように見えた。頬や、顎の線が、さらにくっきりと浮きあがり、あらゆる
 優雅さが、彼女の美しくやさしい顔に輝き出た。奇跡がなしとげられた。「奇跡だろうか」
 ラウールは心中で呟いた。「そうではない。それは意志力の奇跡だ。降参することをうけ
 がわず、混乱と心弱りのあるところ、常に秩序と規律とを立て直そうとする、断固として
 執拗な思考の力なのだ。あとは小瓶も摩訶不思議な霊薬も、たんなる芝居の小道具に
 すぎない」
                           (カリオストロ伯爵夫人 p.128から引用)

 この中で、私が特に強い印象を受けたところは、「沈黙といっさいの思考と意志とを、眼差しひとつに集中する努力のうちに10分が過ぎ、15分がすぎた」と、「そうではない。それは意志力の奇跡だ。降参することをうけがわず、混乱と心弱りのあるところ、常に秩序と規律とを立て直そうとする、断固として執拗な思考の力なのだ」という箇所でした。

 長くなりました。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 ではまた来週。



  


Posted by きのちゃん at 00:01Comments(0)夢の実現