2019年04月21日
ルンバウォーク♪
こんにちは。
4月も下旬に入りました。3月24日のブログに、「ラテン競技会デビュー♪」というタイトルで、今年はダンスの競技会に、ラテン(ルンバやチャチャチャやサンバなどの種目)部門にも出場することにしたと書きましたが、先週小倉で開催された西日本ダンス選手権大会でも、ルンバ部門に出場しました。
結果はまだ期待通りのものは出ませんが、出る以上はプロとして恥ずかしくない踊りを踊らなければ、という気持ちで取り組み始めたので、自分の踊りがどんどんスキルアップしていくのが分かり、ラテンも競技を始めて良かったと実感しています。
今日のブログにのせたこの歩く女性は、だいぶ以前に一度ご紹介した動画GIFです。これはルンバウォークではありませんが、ウォーク全体の身体の使い方が、ラテンダンスに共通するものなのでご紹介しました。
細かい理論については長くなりますので書きませんが、「美しい踊りは基本から。まずは姿勢、立ち方、そしてウォーク、そのあとステップ」という、ウチの教室のコンセプトを表してくれている気がします。
「歩き方を美しく」と心掛けることは、いつからでもどこでも誰でも出来ることです。皆さんも、是非心掛けてみられて下さい。
と言うところで、今週もガンバ p(^^)q。


4月も下旬に入りました。3月24日のブログに、「ラテン競技会デビュー♪」というタイトルで、今年はダンスの競技会に、ラテン(ルンバやチャチャチャやサンバなどの種目)部門にも出場することにしたと書きましたが、先週小倉で開催された西日本ダンス選手権大会でも、ルンバ部門に出場しました。
結果はまだ期待通りのものは出ませんが、出る以上はプロとして恥ずかしくない踊りを踊らなければ、という気持ちで取り組み始めたので、自分の踊りがどんどんスキルアップしていくのが分かり、ラテンも競技を始めて良かったと実感しています。
今日のブログにのせたこの歩く女性は、だいぶ以前に一度ご紹介した動画GIFです。これはルンバウォークではありませんが、ウォーク全体の身体の使い方が、ラテンダンスに共通するものなのでご紹介しました。
細かい理論については長くなりますので書きませんが、「美しい踊りは基本から。まずは姿勢、立ち方、そしてウォーク、そのあとステップ」という、ウチの教室のコンセプトを表してくれている気がします。
「歩き方を美しく」と心掛けることは、いつからでもどこでも誰でも出来ることです。皆さんも、是非心掛けてみられて下さい。
と言うところで、今週もガンバ p(^^)q。

2011年09月18日
リードとフォロー ダンスの究極(7)
サンデー特集 リードとフォロー ダンスの究極その7です。
今週は、どうやれば自分でしっかりと立つことが出来るのかということについて考えてみたいと思います。
実は、すべての人は自分でキチンと立てています。日常、普通に立って普通に歩いています。これがいざダンスを踊るとなると、緊張して力が入り、バランスを崩してしまうのです。私はレッスンをする時には、しょっちゅう「力を抜いて下さい。力を抜いて。。」と言っています。力が入るということは、バランスを崩した自分の体重を、なんとか支えようとして力が入るということでもあります。
力が入っていない良い状態を自分で体感するための方法としては、一度ジャンプして両足を少し開いて膝を曲げて着地してみる。その時の体勢が一番力が抜けてバランスが取れている状態です。その状態のまま、ダンスを踊るように心がけていると、段々と力が入っていない状態のカンがつかめてきます。
それから、女性の場合、ダンスシューズがハイヒール(5センチ~8センチ)なので、それが原因で前のめりになりやすいことがあります。これを補うためのテクニックは、男性と組んだ時に、膝を若干前に出して立つことです。ちなみに今お話しているのは、モダン種目のことで、ラテン種目は体重が乗った足の膝を伸ばす必要がありますので、こちらはまた別の機会にご紹介させて頂きます。
いずれにしても、パートナーに水のように寄り添うためには、自分自身が自然に立って、全方位姿勢のバランスを保っている必要があります。なぜなら、踊っている間中、次のステップは前進ステップかも知れませんし、後退かも知れませんし、横への移動かも知れません。その全てに対応する立ち方、それを全方位姿勢と言います。
老子の言葉に、「上善は水のごとし。水はよく万物を利して、しかも争わず」(最上の善なるものは、水のようなものである。水はあらゆる万物に利沢を与えて、これを生育せしめているが、水自身は少しも他と競争する考えがない)というものがありますが、ダンスに限らず他のスポーツでも、また色々な面において水のように自然体であることは、人生を生きて行く上でも大切なのではないでしょうか。
7回にわたり、リードとフォローについてのお話をしてきましたが、これから先はもっと技術的なお話になり、これは言葉ではどうしても限界がありますので、このテーマは今回で一応終わりにしたいと思います。
来週は、また他のダンスのテーマを考えておきます。
というところで、今日はこの辺で。
今週は、どうやれば自分でしっかりと立つことが出来るのかということについて考えてみたいと思います。
実は、すべての人は自分でキチンと立てています。日常、普通に立って普通に歩いています。これがいざダンスを踊るとなると、緊張して力が入り、バランスを崩してしまうのです。私はレッスンをする時には、しょっちゅう「力を抜いて下さい。力を抜いて。。」と言っています。力が入るということは、バランスを崩した自分の体重を、なんとか支えようとして力が入るということでもあります。
力が入っていない良い状態を自分で体感するための方法としては、一度ジャンプして両足を少し開いて膝を曲げて着地してみる。その時の体勢が一番力が抜けてバランスが取れている状態です。その状態のまま、ダンスを踊るように心がけていると、段々と力が入っていない状態のカンがつかめてきます。
それから、女性の場合、ダンスシューズがハイヒール(5センチ~8センチ)なので、それが原因で前のめりになりやすいことがあります。これを補うためのテクニックは、男性と組んだ時に、膝を若干前に出して立つことです。ちなみに今お話しているのは、モダン種目のことで、ラテン種目は体重が乗った足の膝を伸ばす必要がありますので、こちらはまた別の機会にご紹介させて頂きます。
いずれにしても、パートナーに水のように寄り添うためには、自分自身が自然に立って、全方位姿勢のバランスを保っている必要があります。なぜなら、踊っている間中、次のステップは前進ステップかも知れませんし、後退かも知れませんし、横への移動かも知れません。その全てに対応する立ち方、それを全方位姿勢と言います。
老子の言葉に、「上善は水のごとし。水はよく万物を利して、しかも争わず」(最上の善なるものは、水のようなものである。水はあらゆる万物に利沢を与えて、これを生育せしめているが、水自身は少しも他と競争する考えがない)というものがありますが、ダンスに限らず他のスポーツでも、また色々な面において水のように自然体であることは、人生を生きて行く上でも大切なのではないでしょうか。
7回にわたり、リードとフォローについてのお話をしてきましたが、これから先はもっと技術的なお話になり、これは言葉ではどうしても限界がありますので、このテーマは今回で一応終わりにしたいと思います。
来週は、また他のダンスのテーマを考えておきます。
というところで、今日はこの辺で。

2011年09月11日
リードとフォロー ダンスの究極(6)
サンデー特集 リードとフォロー ダンスの究極その6です。
いよいよ今週は、どうやれば液体のようになることができて、風のようにパートナーに寄り添って踊ることができるのか、その方法について考えてみたいと思います。
私はレッスンで踊っている時、「力を抜いて、何もしないで…」と、言うことがあります。
そうすると、時には積極的な生徒さんは、「ダンスって女性は何もしてはいけないんですか?そんな主体性のない踊りは私はあまり好きではありません」と言われる方もおられます。
実は、そうではないのです。ここが一番肝心なところなのですが、液体のようになり、風のように寄り添うためには、先ずは自分がしっかりと自立して立つことができなければいけないのです。つまり主体性を持つ必要があります。
自分でキチンと立てて、自分をしっかりとコントロールできて初めて、目の前にいるパートナーに、風のように寄り添うことができるのです。
これはダンスに限らず、人と人との人間関係にも共通することだと思うのですが、お互いが、自分というものをしっかりと持っている人同士のおつきあいは長続きできますが、どちらかが相手に頼ってばかりいる関係というものは、長続きしません。
ダンスも、男性が女性を抱え込んでおなかの上に乗っけた状態で踊ったり、女性が男性のホールドにしがみついて、ぶら下がって踊っているような状態では、お互いに疲れますし、見た目も良くありません。
男性や女性が力んで、男性は女性を振り回したり、女性は男性のリードを無視して自分で踊っているときには、実は自分のバランスを崩してしまって、前のめりの立ち方になっていたり、のけぞって踊っていたりしているのです。
先ずは男性も女性も、自分でしっかりと立てること。換言すれば自立できていること。これが女性は風のようにパートナーに寄り添い、男性はパートナーを、ガラス細工を扱うようにソフトにリードするために最も重要なことなのです。
では、どうやれば自分でしっかりと立つことが出来るのか、このことについて、来週は具体的な技術論もふまえて考えてみたいと思います。
というところで、今日はこの辺で。
いよいよ今週は、どうやれば液体のようになることができて、風のようにパートナーに寄り添って踊ることができるのか、その方法について考えてみたいと思います。
私はレッスンで踊っている時、「力を抜いて、何もしないで…」と、言うことがあります。
そうすると、時には積極的な生徒さんは、「ダンスって女性は何もしてはいけないんですか?そんな主体性のない踊りは私はあまり好きではありません」と言われる方もおられます。
実は、そうではないのです。ここが一番肝心なところなのですが、液体のようになり、風のように寄り添うためには、先ずは自分がしっかりと自立して立つことができなければいけないのです。つまり主体性を持つ必要があります。
自分でキチンと立てて、自分をしっかりとコントロールできて初めて、目の前にいるパートナーに、風のように寄り添うことができるのです。
これはダンスに限らず、人と人との人間関係にも共通することだと思うのですが、お互いが、自分というものをしっかりと持っている人同士のおつきあいは長続きできますが、どちらかが相手に頼ってばかりいる関係というものは、長続きしません。
ダンスも、男性が女性を抱え込んでおなかの上に乗っけた状態で踊ったり、女性が男性のホールドにしがみついて、ぶら下がって踊っているような状態では、お互いに疲れますし、見た目も良くありません。
男性や女性が力んで、男性は女性を振り回したり、女性は男性のリードを無視して自分で踊っているときには、実は自分のバランスを崩してしまって、前のめりの立ち方になっていたり、のけぞって踊っていたりしているのです。
先ずは男性も女性も、自分でしっかりと立てること。換言すれば自立できていること。これが女性は風のようにパートナーに寄り添い、男性はパートナーを、ガラス細工を扱うようにソフトにリードするために最も重要なことなのです。
では、どうやれば自分でしっかりと立つことが出来るのか、このことについて、来週は具体的な技術論もふまえて考えてみたいと思います。
というところで、今日はこの辺で。

2011年09月04日
リードとフォロー ダンスの究極(5)
サンデー特集 リードとフォロー ダンスの究極その5です。
先週分に「その3」と書きましたが、実際は先週は「その4」でした。失礼しました。
さて、女性がどのようにしたら液体のようになれるのか、またどうすれば風のように寄り添って踊ることができるのかということについて、今週は考えてみたいと思います。
まず最初は、身体の力を抜くことです。特にダンスを始めてそれほど月日の経っていない人は、目の前に異性がいて、しかもほとんど接している状態であれば、誰でも緊張して身体に力が入ってしまうでしょう。
ですから、まずは身体の力を抜こうという意識を持って、そして力を抜く必要があります。力を抜く練習としては、一旦両肩をできるだけ上に上げて、そしてスポーンと力を抜いて落としてみます。そうすると、力が抜けた状態が分かります。その感じを覚えておいて、踊るときにイメージします。
力を抜いて液体のようになると言っても、ダラ~んと、溶け始めたアイスクリームのようになってはいけません。ダンス用語で「テンション」という言葉があって、踊るときにはこの「テンション」をいつも保っている必要があります。テンションという言葉を辞書で調べると、
| tension:
|【名】緊張、緊張度、緊迫、伸張、張り、張力、電圧
と載っています。日常語としても、「今日はあの人、テンション高すぎ」と言ったりしますが、ダンス用語としては、上記の意味の中では「張り」という言葉が一番近いと思います。
長くなりましたので、今日の分を一応まとめてみますと、究極のフォローをするためには液体のようになり、パートナーに風のように寄り添う必要がある。そして液体のようになるには、先ずは肩の力を抜く。しかしテンションは保っておかなければならない。
この一見矛盾するようなことを実現するにはどうしたらいいのか、そして風のように寄り添うためにはどうしたらよいか、来週これらについて考えてみたいと思います。
もったいぶるな(-_-)/~~~ピシー!>きのちゃん
いえ、あの、その、、けっしてもったいぶっているのではなくて、実際ここが一番大切で難しいところでして、だからこそ、日本の多くのダンス愛好家の方達が、これに気がつかないまま踊っておられるのです。気がつかないので、本当のダンスの楽しさや魅力が分かられないのです。
あえて「日本の」、と書いたのは、欧米では子供の頃からボールルームダンスになじむ環境がありますので、ご存じのように子供は理屈よりも先に身体で覚え、習得することができるので、自然と究極のリードとフォローを身につけていきます。
その点、日本ではほとんどの人が成人してからダンスに巡り会いますので、どうしても左脳を使って習得しようとします。ステップを覚えるのは左脳であり、パートナーを身体で感じ、音楽を身体で表現させるのは右脳の役目です。
というところで、来週をお楽しみに(^^)
今日はこの辺で。
先週分に「その3」と書きましたが、実際は先週は「その4」でした。失礼しました。
さて、女性がどのようにしたら液体のようになれるのか、またどうすれば風のように寄り添って踊ることができるのかということについて、今週は考えてみたいと思います。
まず最初は、身体の力を抜くことです。特にダンスを始めてそれほど月日の経っていない人は、目の前に異性がいて、しかもほとんど接している状態であれば、誰でも緊張して身体に力が入ってしまうでしょう。
ですから、まずは身体の力を抜こうという意識を持って、そして力を抜く必要があります。力を抜く練習としては、一旦両肩をできるだけ上に上げて、そしてスポーンと力を抜いて落としてみます。そうすると、力が抜けた状態が分かります。その感じを覚えておいて、踊るときにイメージします。
力を抜いて液体のようになると言っても、ダラ~んと、溶け始めたアイスクリームのようになってはいけません。ダンス用語で「テンション」という言葉があって、踊るときにはこの「テンション」をいつも保っている必要があります。テンションという言葉を辞書で調べると、
| tension:
|【名】緊張、緊張度、緊迫、伸張、張り、張力、電圧
と載っています。日常語としても、「今日はあの人、テンション高すぎ」と言ったりしますが、ダンス用語としては、上記の意味の中では「張り」という言葉が一番近いと思います。
長くなりましたので、今日の分を一応まとめてみますと、究極のフォローをするためには液体のようになり、パートナーに風のように寄り添う必要がある。そして液体のようになるには、先ずは肩の力を抜く。しかしテンションは保っておかなければならない。
この一見矛盾するようなことを実現するにはどうしたらいいのか、そして風のように寄り添うためにはどうしたらよいか、来週これらについて考えてみたいと思います。
もったいぶるな(-_-)/~~~ピシー!>きのちゃん
いえ、あの、その、、けっしてもったいぶっているのではなくて、実際ここが一番大切で難しいところでして、だからこそ、日本の多くのダンス愛好家の方達が、これに気がつかないまま踊っておられるのです。気がつかないので、本当のダンスの楽しさや魅力が分かられないのです。
あえて「日本の」、と書いたのは、欧米では子供の頃からボールルームダンスになじむ環境がありますので、ご存じのように子供は理屈よりも先に身体で覚え、習得することができるので、自然と究極のリードとフォローを身につけていきます。
その点、日本ではほとんどの人が成人してからダンスに巡り会いますので、どうしても左脳を使って習得しようとします。ステップを覚えるのは左脳であり、パートナーを身体で感じ、音楽を身体で表現させるのは右脳の役目です。
というところで、来週をお楽しみに(^^)
今日はこの辺で。

2011年08月28日
リードとフォロー ダンスの究極(3)
サンデー特集 リードとフォロー ダンスの究極その3です。
先週は男性のリードについて述べましたので、今週は主に女性のフォローのポイントについて考えてみたいと思います。
最初に大切なことは、ダンスはもともと先が見えないものだということをしっかりと理解することです。これはどういうことかと言うと、社交ダンスは、舞踏場(ボールルーム)のフロアで沢山のカップルが一緒に踊るものですから、いつも隣のカップルとぶつかる危険性があり、それを出来るだけ避ける必要があります。
そのためには、ダンスをリードする男性は、踊っているまわりはもちろん、フロア全体をいつも視野に入れておいて、ぶつからない工夫をしながらも空いたスペースを効果的に使って、ルーティン(ステップの組み合わせ)を組み立てる必要があります。
男性は一応ダンスのルーティンはある程度決めておいて、それに沿って踊って行きますが、実際はまわりのカップルとの間を縫うように踊らなければいけないので、臨機応変にステップを変化させ、適応させていく必要があります。
今日は女性の立場から、という割には男性のことばかり出てくるようですが、実はこのことを、女性もまずしっかりと理解しておかなければいけません。
何が言いたいのかと言うと、男性はステップを考えてダンスをリードしていきますが、実際はそのステップは常に変化して、男性自身、次のステップが予想できないのです。
ですから、男性のリードにフォローする立場の女性は、男性さえ予想できない次のステップを、自分で予想して踊ってはいけないということです。
これは頭では理解できても、実際はかなり難しいことです。ステップを覚えることから入った女性は、いつも次のステップのことが気になって、そのステップを自分で予想して踊ってしまう習慣がついてしまいがちです。
そうなると、以前書いたように、女性は自分で予想したステップを、男性のリードを無視して自分勝手に踊ることになり、そのためにカップルとしてのバランスが崩れてしまいます。
こういう理由で、先日もお話したように、女性はダンスを踊るときには、自分がまるで液体になったように、そして風のように男性に寄り添って踊らなくてはいけないのです。
来週は、ではこのように液体のようになるにはどうしたら良いのか、そして風のように寄り添うためにはどうしたら良いのか、について考えてみたいと思います。
今日はこの辺で。
