2015年10月25日
今こそあなたの夢をよみがえらせなさい
皆さん、こんにちは。
最近暖かい日々が続きますね。いかがお過ごしですか。
さて、先週のブログがとても良かったというお便りをいただきましたので、今週も引き続き、「あなたは思いとおりの人になれる」の本の中からご紹介させていただきます。
ではさっそく、
☆今こそあなたの夢をよみがえらせなさい
一度は心に抱いたのだがすぐ消えてしまった夢を、あなたはもったことがあるだろうか? あなたは自分の成功の水準に失望し、落胆し、不足を感じたことがあるだろうか?あなたは、現在よりも立派な、より美しい人になりたいと思っているだろうか?自分に誇りを持ちながらも、心からのつつましさを失わない態度をほんとうに身につけたいと望んでいるだろうか? もしそうだったら、夢みることをいますぐはじめるべきである!それは可能なことなのだ!あなたは、あなたが常にそうなりたいと思っている人になることができるのである!
では、どのようにしてそれができるのか?不可能な夢を素晴らしく実現させてくれる鍵が-秘訣が-道があるのである。私はそれを、できると考える態度と呼んでいる。
これから私が示そうとするのは、それがどのように作用するかということである。ある人が、なんらかの方法、なんらかの手段によって、いつか、どこかで、それが可能であると信ずる場合には-その瞬間に、三つの奇跡がおこる。(1)機会を求める脳細胞が活動を開始する!(2)問題を解決する脳細胞がよみがえる!(3)決断をうながす化学成分が血管のなかに注入される!もしあなたが精を出してそのことに努めるならば、それはほんとうにあなたに作用することを、私は約束してもよい。(中略)
いまやあなたの前には、目に見えないハシゴがある。それはより高く、さらにより高くあなたを引き上げていくハシゴである。第一歩を踏み出しなさい。その桟に手をかけなさい。第一段の横木に足をかけなさい。よろしい。あなたは登りはじめたのだ。あなたは、自分がなりたいと思う人になるはずである。
あなたの意識する心は、思いもよらない、未発見、未開発の可能性の大海をせきとめている堤防のようなものである。私があなたに今することを求めるのは、その堤防に一個の小さな穴をあけることだけである!私はできるという態度を、ほんとうにとろうという決意をしたとき、あなたはそれをすることになるのだ!
(あなたは思いとおりの人になれる ロバート・H・シュラー まえがきから抜粋)
今日のポイントは、最後の行、「私はできるという態度を、ほんとうにとろうという決意をしたとき、あなたはそれをすることになる」という箇所ではないかと思います。結局は自分の意志がすべてを決します。その結果、三つの奇跡がおこり、そして現実が引き寄せられるのです。
ではまた来週。

最近暖かい日々が続きますね。いかがお過ごしですか。
さて、先週のブログがとても良かったというお便りをいただきましたので、今週も引き続き、「あなたは思いとおりの人になれる」の本の中からご紹介させていただきます。
ではさっそく、
☆今こそあなたの夢をよみがえらせなさい
一度は心に抱いたのだがすぐ消えてしまった夢を、あなたはもったことがあるだろうか? あなたは自分の成功の水準に失望し、落胆し、不足を感じたことがあるだろうか?あなたは、現在よりも立派な、より美しい人になりたいと思っているだろうか?自分に誇りを持ちながらも、心からのつつましさを失わない態度をほんとうに身につけたいと望んでいるだろうか? もしそうだったら、夢みることをいますぐはじめるべきである!それは可能なことなのだ!あなたは、あなたが常にそうなりたいと思っている人になることができるのである!
では、どのようにしてそれができるのか?不可能な夢を素晴らしく実現させてくれる鍵が-秘訣が-道があるのである。私はそれを、できると考える態度と呼んでいる。
これから私が示そうとするのは、それがどのように作用するかということである。ある人が、なんらかの方法、なんらかの手段によって、いつか、どこかで、それが可能であると信ずる場合には-その瞬間に、三つの奇跡がおこる。(1)機会を求める脳細胞が活動を開始する!(2)問題を解決する脳細胞がよみがえる!(3)決断をうながす化学成分が血管のなかに注入される!もしあなたが精を出してそのことに努めるならば、それはほんとうにあなたに作用することを、私は約束してもよい。(中略)
いまやあなたの前には、目に見えないハシゴがある。それはより高く、さらにより高くあなたを引き上げていくハシゴである。第一歩を踏み出しなさい。その桟に手をかけなさい。第一段の横木に足をかけなさい。よろしい。あなたは登りはじめたのだ。あなたは、自分がなりたいと思う人になるはずである。
あなたの意識する心は、思いもよらない、未発見、未開発の可能性の大海をせきとめている堤防のようなものである。私があなたに今することを求めるのは、その堤防に一個の小さな穴をあけることだけである!私はできるという態度を、ほんとうにとろうという決意をしたとき、あなたはそれをすることになるのだ!
(あなたは思いとおりの人になれる ロバート・H・シュラー まえがきから抜粋)
今日のポイントは、最後の行、「私はできるという態度を、ほんとうにとろうという決意をしたとき、あなたはそれをすることになる」という箇所ではないかと思います。結局は自分の意志がすべてを決します。その結果、三つの奇跡がおこり、そして現実が引き寄せられるのです。
ではまた来週。

2015年10月18日
いますぐに行動しなさい
皆さん、こんにちは。
今日は、私が社会人になってすぐの頃に読んだ本からのご紹介です。
書名は、「あなたは思いとおりの人になれる」で、著者はロバート・H・シュラー氏です。訳者は桑名一央氏で、訳者のあとがきに、「この本は、その内容、説得力において、とくに秀逸な本-おそらくセルフヘルプ・ブック最優秀の五冊の本のなかに入るものだと思います」と書かれていますが、私にとっても、これまで読んできたすべての本のベスト10に入る本です。
前置きはこれくらいにして、この本の中で私が特に印象に残って、今でも時折思い出して読み返している箇所を、下記にご紹介します。少々長いですが、読みやすい文章です。お時間のある時に良かったらどうぞ。
☆いますぐに行動しなさい
ある人がかつて私に「私たちがしたいと思うことをするには人生は短すぎます」と
いったことがあるが、私はそれに対して、「いやいやそんなことは決してありません―
もしあなたがいますぐ出発さえなさるならば!」と答えた。
目をさましなさい!活動的になりなさい!怠惰の綱を切りなさい!
無気力の鎖を破りなさい。いますぐ行動する決心をしなさい!
無気力の牢獄から逃げ出しなさい!いまそれをやるのだ!
いますぐ何らかの行動をとりなさい―電話をかけるなり、手紙を書くなり、
何かをすることだ!動きなさい!行動しなさい!スタートしなさい!はじめなさい!
前進しなさい!いますぐに!
否定的な考えはふりおとしなさい。不可能という考えは残らずあなたの心から
追い払ってしまいなさい。そんなものは追い出してしまいなさい!障害はうち破りなさい。
妨げは粉砕しなさい。万里の長城にだって出入口をつけることができるのだ。
どのようにして?一時にひとつの石を取り除くことによってである。あなたの最大の問題を、
小さな、処理しやすい部分に分けなさい。
あなたの運命である無上の業績を手にしなさい!あなたは栄誉に輝いて歩み去るはず
である。人々はあなたを尊敬し賞賛するだろう。神はあなたを祝福なさるだろう。あなたは
どんなに幸福になることだろう!あなたは自分がつねになりたいと思っていた人に
なれるのである。 いまただちに―できると考える人のように行動しはじめなさい!
もしあなたの最大の障害がスタートすることにあるのだったら―あなたはそれを
取り除くことができるのだ!いまこの場で!
(あなたは思いとおりの人になれる ロバート・H・シュラー164-166から抜粋)
巻末を見ると、私はこの本の初版を買っていたので、社会人になって二年目に買ったようです。それから幾歳月、私もそれなりに波瀾万丈の人生を送ってきました。その折々に、この本を取り出しては読み返し、アンダーラインを引いては読み返し、勇気を沸き立たせながら生きてきたように思います。これからもきっと、何度も読み返していくことでしょう。
ではまた来週。

万里の長城
今日は、私が社会人になってすぐの頃に読んだ本からのご紹介です。
書名は、「あなたは思いとおりの人になれる」で、著者はロバート・H・シュラー氏です。訳者は桑名一央氏で、訳者のあとがきに、「この本は、その内容、説得力において、とくに秀逸な本-おそらくセルフヘルプ・ブック最優秀の五冊の本のなかに入るものだと思います」と書かれていますが、私にとっても、これまで読んできたすべての本のベスト10に入る本です。
前置きはこれくらいにして、この本の中で私が特に印象に残って、今でも時折思い出して読み返している箇所を、下記にご紹介します。少々長いですが、読みやすい文章です。お時間のある時に良かったらどうぞ。
☆いますぐに行動しなさい
ある人がかつて私に「私たちがしたいと思うことをするには人生は短すぎます」と
いったことがあるが、私はそれに対して、「いやいやそんなことは決してありません―
もしあなたがいますぐ出発さえなさるならば!」と答えた。
目をさましなさい!活動的になりなさい!怠惰の綱を切りなさい!
無気力の鎖を破りなさい。いますぐ行動する決心をしなさい!
無気力の牢獄から逃げ出しなさい!いまそれをやるのだ!
いますぐ何らかの行動をとりなさい―電話をかけるなり、手紙を書くなり、
何かをすることだ!動きなさい!行動しなさい!スタートしなさい!はじめなさい!
前進しなさい!いますぐに!
否定的な考えはふりおとしなさい。不可能という考えは残らずあなたの心から
追い払ってしまいなさい。そんなものは追い出してしまいなさい!障害はうち破りなさい。
妨げは粉砕しなさい。万里の長城にだって出入口をつけることができるのだ。
どのようにして?一時にひとつの石を取り除くことによってである。あなたの最大の問題を、
小さな、処理しやすい部分に分けなさい。
あなたの運命である無上の業績を手にしなさい!あなたは栄誉に輝いて歩み去るはず
である。人々はあなたを尊敬し賞賛するだろう。神はあなたを祝福なさるだろう。あなたは
どんなに幸福になることだろう!あなたは自分がつねになりたいと思っていた人に
なれるのである。 いまただちに―できると考える人のように行動しはじめなさい!
もしあなたの最大の障害がスタートすることにあるのだったら―あなたはそれを
取り除くことができるのだ!いまこの場で!
(あなたは思いとおりの人になれる ロバート・H・シュラー164-166から抜粋)
巻末を見ると、私はこの本の初版を買っていたので、社会人になって二年目に買ったようです。それから幾歳月、私もそれなりに波瀾万丈の人生を送ってきました。その折々に、この本を取り出しては読み返し、アンダーラインを引いては読み返し、勇気を沸き立たせながら生きてきたように思います。これからもきっと、何度も読み返していくことでしょう。
ではまた来週。

万里の長城
2015年10月11日
知恵の蔵
皆さん、こんにちは。
朝夕は冷え込むようになりましたね。
先週は、ノーベル賞に日本人から二人が選ばれるという、久しぶりに明るいニュースが流れて嬉しく思いました。
さて今日は最近読んだ本、-「成功」と「失敗」の法則-からのご紹介です。著者は稲盛和夫氏。京セラの創業者であり、KDDIを設立し、最近では日航を再建させた、現代の経営の神様と言われている人です。この本は7年ほど前に発刊されたものですが、最近読みたくなりアマゾンで取り寄せて読んでみたところ、想像どおりに素晴らしい本でした。今日はこの本の最終章、「知恵の蔵」をひらく、の中からご紹介します。少し長いですが、時間のあるときにでもどうぞ。
☆知恵の蔵
私は技術者として、また経営者として、長く「ものづくり」に携わる中で、偉大な存在を実感し、敬虔な思いを新たにすることが少なくありませんでした。大きな叡智に触れた思いがして、それに導かれるように、様々な新製品開発に成功し、事業を成長発展させ、さらには充実した人生を歩んできたように思うのです。
このことを、私は次のように考えています。
それは偶然でもなければ、私の才能がもたらした必然でもない。この宇宙のどこかに、「知恵の蔵(真理の蔵)」ともいうべき場所があって、私は自分でも気がつかないうちに、その蔵に蓄えられた「叡知」を、新しい発想やひらめきとして、そのつど引き出してきた。(中略)
エジソンが電気通信の分野で画期的な発明発見を続けることができたのも、まさに人並みはずれた凄まじい研鑽を重ねた結果、「知恵の蔵」から、人より多くインスピレーションを授けられたということではなかったでしょうか。
では、「知恵の蔵」の扉をひらき、その叡智を得るにはどうしたらよいのでしょうか。それには、一点の曇りや邪心もない純粋な心を持って、燃えるような情熱を傾け、真摯に努力を重ねていくことしかないと考えています。 美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねている人に、神はあたかも行く先を照らす松明を与えるかのように、「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれるのではないでしょうか。(中略)
「知恵の蔵」とは、真摯に生きるすべての人に開かれている、私はそう信じています。
-稲盛和夫 「成功」と「失敗」の法則 p.125-130より抜粋-
私が一番心に残ったのは、「美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねている人に、神はあたかも行く先を照らす松明を与えるかのように、「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれる」という下りでした。
最後はいつも同じ結論になりますが、あとは実行あるのみですね。
このことを心して、今週も頑張ります。ガンバ p(^^)q。

朝夕は冷え込むようになりましたね。
先週は、ノーベル賞に日本人から二人が選ばれるという、久しぶりに明るいニュースが流れて嬉しく思いました。
さて今日は最近読んだ本、-「成功」と「失敗」の法則-からのご紹介です。著者は稲盛和夫氏。京セラの創業者であり、KDDIを設立し、最近では日航を再建させた、現代の経営の神様と言われている人です。この本は7年ほど前に発刊されたものですが、最近読みたくなりアマゾンで取り寄せて読んでみたところ、想像どおりに素晴らしい本でした。今日はこの本の最終章、「知恵の蔵」をひらく、の中からご紹介します。少し長いですが、時間のあるときにでもどうぞ。
☆知恵の蔵
私は技術者として、また経営者として、長く「ものづくり」に携わる中で、偉大な存在を実感し、敬虔な思いを新たにすることが少なくありませんでした。大きな叡智に触れた思いがして、それに導かれるように、様々な新製品開発に成功し、事業を成長発展させ、さらには充実した人生を歩んできたように思うのです。
このことを、私は次のように考えています。
それは偶然でもなければ、私の才能がもたらした必然でもない。この宇宙のどこかに、「知恵の蔵(真理の蔵)」ともいうべき場所があって、私は自分でも気がつかないうちに、その蔵に蓄えられた「叡知」を、新しい発想やひらめきとして、そのつど引き出してきた。(中略)
エジソンが電気通信の分野で画期的な発明発見を続けることができたのも、まさに人並みはずれた凄まじい研鑽を重ねた結果、「知恵の蔵」から、人より多くインスピレーションを授けられたということではなかったでしょうか。
では、「知恵の蔵」の扉をひらき、その叡智を得るにはどうしたらよいのでしょうか。それには、一点の曇りや邪心もない純粋な心を持って、燃えるような情熱を傾け、真摯に努力を重ねていくことしかないと考えています。 美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねている人に、神はあたかも行く先を照らす松明を与えるかのように、「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれるのではないでしょうか。(中略)
「知恵の蔵」とは、真摯に生きるすべての人に開かれている、私はそう信じています。
-稲盛和夫 「成功」と「失敗」の法則 p.125-130より抜粋-
私が一番心に残ったのは、「美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねている人に、神はあたかも行く先を照らす松明を与えるかのように、「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれる」という下りでした。
最後はいつも同じ結論になりますが、あとは実行あるのみですね。
このことを心して、今週も頑張ります。ガンバ p(^^)q。

2015年10月04日
コーヒーブレイク / pleaseは敬語ではない?
皆さん、こんにちは。
今日はコーヒーブレイクです。
あるメルマガの記事に、「pleaseは敬語ではない?」というタイトルの次の文章があり、興味を持ちました。
仕事中に会議資料が少ないと思ったあなたは同僚に
Photocopy this document, please.
と伝えたところ、ムッとした表情でコピー機へと向かっていった。
「please」をつければ丁寧だと思ったのになぜ?
その後のメルマガの文章を読んでみましたが、この答えは書いてなく、英和辞典の紹介が長々とあるだけで、結局分からずじまいでした。それでネットで色々と調べた結果、次のようなことが分かりました。
☆「Please wait.」は間違い!?
「Please~」は「~してください」という意味だから、「please」さえつければ丁寧になる、と思い込んでいないだろうか。よくある間違いが、来客に対して「お待ちください」と、丁寧に言ったつもりの「Please wait here.」。文法的には正しいのだが、ネイティブにとっては「Wait here.」とほぼ同じ意味で、「待つように」と言い渡されていることになり、不愉快な感じがするのである。
つまり、メルマガにあった次の文は、
Photocopy this document, please.
「君、この書類をコピーしてくれたまえ」くらいの意味になるようです。同僚にこう言われたら、ちょっとムッとするかもですね。
ちなみに、相手に頼むときの段階的丁寧表現をまとめたのが次です。
Do it.(やれ)
Please do it. (やってくれたまえ)
Can you do it? (それ、できますか)
Could you do it, please? (していただけますか)
Would you mind doing it, please? (していただいてもよろしいでしょうか)
I wonder if you could do it. (していただけたらと思うのですが)
I would be grateful if you could do it. (もししていただけるようでしたら幸いに存じます)
興味を持たれた方は、下記ホームページをどうぞ。
http://www.eigotown.com/jobs/special/please/please.shtml
ところで、日本語的に、同僚にコピーを頼む時、どんな風に言ったらいいかなと自分なりに考えてみました。こんなのはどうでしょう。
「この資料、ちょっと枚数が少ないかも。ホントはボクがコピーに行きたいところなんだけど、
配り始めないといけないし、もし君がボクのかわりにコピーしてくれたらな~、なんちゃって。
いや、君もいそがしいよね~」
ではまた来週。

今日はコーヒーブレイクです。
あるメルマガの記事に、「pleaseは敬語ではない?」というタイトルの次の文章があり、興味を持ちました。
仕事中に会議資料が少ないと思ったあなたは同僚に
Photocopy this document, please.
と伝えたところ、ムッとした表情でコピー機へと向かっていった。
「please」をつければ丁寧だと思ったのになぜ?
その後のメルマガの文章を読んでみましたが、この答えは書いてなく、英和辞典の紹介が長々とあるだけで、結局分からずじまいでした。それでネットで色々と調べた結果、次のようなことが分かりました。
☆「Please wait.」は間違い!?
「Please~」は「~してください」という意味だから、「please」さえつければ丁寧になる、と思い込んでいないだろうか。よくある間違いが、来客に対して「お待ちください」と、丁寧に言ったつもりの「Please wait here.」。文法的には正しいのだが、ネイティブにとっては「Wait here.」とほぼ同じ意味で、「待つように」と言い渡されていることになり、不愉快な感じがするのである。
つまり、メルマガにあった次の文は、
Photocopy this document, please.
「君、この書類をコピーしてくれたまえ」くらいの意味になるようです。同僚にこう言われたら、ちょっとムッとするかもですね。
ちなみに、相手に頼むときの段階的丁寧表現をまとめたのが次です。
Do it.(やれ)
Please do it. (やってくれたまえ)
Can you do it? (それ、できますか)
Could you do it, please? (していただけますか)
Would you mind doing it, please? (していただいてもよろしいでしょうか)
I wonder if you could do it. (していただけたらと思うのですが)
I would be grateful if you could do it. (もししていただけるようでしたら幸いに存じます)
興味を持たれた方は、下記ホームページをどうぞ。
http://www.eigotown.com/jobs/special/please/please.shtml
ところで、日本語的に、同僚にコピーを頼む時、どんな風に言ったらいいかなと自分なりに考えてみました。こんなのはどうでしょう。
「この資料、ちょっと枚数が少ないかも。ホントはボクがコピーに行きたいところなんだけど、
配り始めないといけないし、もし君がボクのかわりにコピーしてくれたらな~、なんちゃって。
いや、君もいそがしいよね~」
ではまた来週。
