2015年10月04日
コーヒーブレイク / pleaseは敬語ではない?
皆さん、こんにちは。
今日はコーヒーブレイクです。
あるメルマガの記事に、「pleaseは敬語ではない?」というタイトルの次の文章があり、興味を持ちました。
仕事中に会議資料が少ないと思ったあなたは同僚に
Photocopy this document, please.
と伝えたところ、ムッとした表情でコピー機へと向かっていった。
「please」をつければ丁寧だと思ったのになぜ?
その後のメルマガの文章を読んでみましたが、この答えは書いてなく、英和辞典の紹介が長々とあるだけで、結局分からずじまいでした。それでネットで色々と調べた結果、次のようなことが分かりました。
☆「Please wait.」は間違い!?
「Please~」は「~してください」という意味だから、「please」さえつければ丁寧になる、と思い込んでいないだろうか。よくある間違いが、来客に対して「お待ちください」と、丁寧に言ったつもりの「Please wait here.」。文法的には正しいのだが、ネイティブにとっては「Wait here.」とほぼ同じ意味で、「待つように」と言い渡されていることになり、不愉快な感じがするのである。
つまり、メルマガにあった次の文は、
Photocopy this document, please.
「君、この書類をコピーしてくれたまえ」くらいの意味になるようです。同僚にこう言われたら、ちょっとムッとするかもですね。
ちなみに、相手に頼むときの段階的丁寧表現をまとめたのが次です。
Do it.(やれ)
Please do it. (やってくれたまえ)
Can you do it? (それ、できますか)
Could you do it, please? (していただけますか)
Would you mind doing it, please? (していただいてもよろしいでしょうか)
I wonder if you could do it. (していただけたらと思うのですが)
I would be grateful if you could do it. (もししていただけるようでしたら幸いに存じます)
興味を持たれた方は、下記ホームページをどうぞ。
http://www.eigotown.com/jobs/special/please/please.shtml
ところで、日本語的に、同僚にコピーを頼む時、どんな風に言ったらいいかなと自分なりに考えてみました。こんなのはどうでしょう。
「この資料、ちょっと枚数が少ないかも。ホントはボクがコピーに行きたいところなんだけど、
配り始めないといけないし、もし君がボクのかわりにコピーしてくれたらな~、なんちゃって。
いや、君もいそがしいよね~」
ではまた来週。

今日はコーヒーブレイクです。
あるメルマガの記事に、「pleaseは敬語ではない?」というタイトルの次の文章があり、興味を持ちました。
仕事中に会議資料が少ないと思ったあなたは同僚に
Photocopy this document, please.
と伝えたところ、ムッとした表情でコピー機へと向かっていった。
「please」をつければ丁寧だと思ったのになぜ?
その後のメルマガの文章を読んでみましたが、この答えは書いてなく、英和辞典の紹介が長々とあるだけで、結局分からずじまいでした。それでネットで色々と調べた結果、次のようなことが分かりました。
☆「Please wait.」は間違い!?
「Please~」は「~してください」という意味だから、「please」さえつければ丁寧になる、と思い込んでいないだろうか。よくある間違いが、来客に対して「お待ちください」と、丁寧に言ったつもりの「Please wait here.」。文法的には正しいのだが、ネイティブにとっては「Wait here.」とほぼ同じ意味で、「待つように」と言い渡されていることになり、不愉快な感じがするのである。
つまり、メルマガにあった次の文は、
Photocopy this document, please.
「君、この書類をコピーしてくれたまえ」くらいの意味になるようです。同僚にこう言われたら、ちょっとムッとするかもですね。
ちなみに、相手に頼むときの段階的丁寧表現をまとめたのが次です。
Do it.(やれ)
Please do it. (やってくれたまえ)
Can you do it? (それ、できますか)
Could you do it, please? (していただけますか)
Would you mind doing it, please? (していただいてもよろしいでしょうか)
I wonder if you could do it. (していただけたらと思うのですが)
I would be grateful if you could do it. (もししていただけるようでしたら幸いに存じます)
興味を持たれた方は、下記ホームページをどうぞ。
http://www.eigotown.com/jobs/special/please/please.shtml
ところで、日本語的に、同僚にコピーを頼む時、どんな風に言ったらいいかなと自分なりに考えてみました。こんなのはどうでしょう。
「この資料、ちょっと枚数が少ないかも。ホントはボクがコピーに行きたいところなんだけど、
配り始めないといけないし、もし君がボクのかわりにコピーしてくれたらな~、なんちゃって。
いや、君もいそがしいよね~」
ではまた来週。

Posted by きのちゃん at 00:01│Comments(0)
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