2014年09月14日

『ダイヤモンド地所』

皆さん、こんにちは。

今週も私が以前読んだ本の中からのご紹介です。書名は「あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法」というもので、著者はコリン・ターナーです。ご紹介させて頂くのは、87個目の方法、「必要なものはすべて、手の届くところにある」という箇所です。ではどうぞ。


ラッセル・コンウェル博士は、今では有名となった物語『ダイヤモンド地所』についての6000回以上の講演で稼いだ資金でテンプル大学を設立した。

これは、アフリカの農夫の実話で、ダイヤモンド鉱山を発見して富を築いた農夫たちの話を聞いて興奮した彼は、自分の農地を売り、宝石を探して惨めな人生を送る。最後にはすべてを失い、落ちぶれ果て、孤独な彼は、川に身投げをするのである。

彼の農地の新しい持ち主は、その川床で美しい石を見つけ、家の暖炉の上に飾っておいた。あるとき訪れた客が何気なくそれを点検すると、信じられないことがわかった。それは世界最大のダイヤモンドだったのだ。最初の農夫がダイヤモンド鉱山を見つけるために処分したその農地は、ヨーロッパ大陸で最も豊かなダイヤモンド鉱山となった。

その農夫はすでに何エーカー分ものダイヤモンドを所有していたのに、それらを別の場所に求めて結局はすべてを失ったのだ。(中略)

私たちは皆、それぞれのダイヤモンド地所に立っているのだ。隣の青い芝生に駆け込む前に、自分の芝生をよく点検するようにしよう。もし他人の芝生があなたのものより生き生きしているなら、それはただよりよい世話と関心を受けているからなのだ。あなたがほかの芝生に目を奪われている隙に、ほかの人々があなたの芝生に目をやっていることを忘れないようにしよう。

「あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法」p.232-233から引用抜粋


そう言えば、チルチルみちるの幸せの青い鳥のお話も、同じテーマでしたね。私ももう一度、自分がいま立っているところに目を向けて、ここがダイヤモンド地所であることを見つけてみようと思います。見つかるか見つからないかは、結局自分の意志に左右されるような気がします。

今日はこの辺で。




  


Posted by きのちゃん at 00:01Comments(0)夢の実現