2015年05月03日

空気の抵抗があるので…

皆さん、こんにちは。

今年のGWをいかがお過ごしですか。お天気も良さそうで良かったですね。

さて、今日は谷口雅春氏が書かれた「生命の実相」という本からのご紹介です。この本は昭和初期に出版された古典的な本で、携帯版は全40巻もあり、大変読み応えのある本で、ウィキペディアによると1900万部以上を売り上げたロングセラーということです。私が若い頃、気合いを入れて読破した思い出があり、今でも時々ところどころ読み返すことがあります。今日はその中から、一文をご紹介します。昭和初期の本なので文体や文字が少々難解であることをご了承下さい。ではどうぞ。


   人生は、光明が暗黒の中を勇ましく進軍して行く行程である。諸君よ、ただ進め、
  勇気を鼓して立ち上がれ、恐れずに突き進め、恐れずに自己の進む力を肯定せよ。

   自由が自由とわかるのは、自由がただ障害を破ったときにおいてのみである。
  電流の通路に抵抗があるので、電流は光となり熱となる。空気の抵抗があるので、
  飛行機は空を飛ぶことができるのだ。おお、逆境こそはわれらの生命にいっそうの
  自由を与えるものではないか。

   だから、障害こそわれらの生命に光明を放たしむる要素なのだ。艱難こそは、
  われらの生命の自由さを現実にする要素なのだ。不幸さえも本当は幸福の源である。

   生活の喜びと、人生の光明と、生命の自由とは、人生の艱難を刻々征服する、
  われらの生命の戦いの一歩一歩のうちにこそ、実現するのである。

    ( 生命の実相 第7巻 p.184-187 から引用・抜粋)



この文章で私が一番好きな箇所は、「電流の通路に抵抗があるので、電流は光となり熱となる。空気の抵抗があるので、飛行機は空を飛ぶことができる」というところです。さぁ、GWが終わったら、今年も早くも中盤にさしかかります。どんなことがあっても、それは自分を大きく飛躍させてくれる成長の糧。そう思って、今週も頑張っていこうと思います。p(^^)q

ではまた来週。



  


Posted by きのちゃん at 00:01Comments(0)夢の実現