2023年02月05日

節分豆まき ♪

こんにちは。

2月3日は節分でした。

私が子供の頃、小学2年生まで、節分の日は、自分の年齢の数の豆を小銭と一緒にちり紙に包んで、二人の姉と一緒に家の近くの一番大きな四つ角まで行って、それを背中越しに投げて、「逃げろ~!」と叫んで、三人で家まで走って帰るのが風習でした。

鬼を豆と一緒に包んで閉じ込めて、捨てて帰るという意味で、「振り返ると鬼が追いつくから絶対振り向いちゃダメよ!」、と親から教えられた記憶があります。

小学3年になった時、父の仕事の関係で鹿児島市から熊本市に引っ越して来て、最初の節分の時、いつものようにこれをやりましたが、鹿児島の時は、あちこちから「逃げろ~!キャー」という子供の声が遠くに聞こえていたのが、こちら熊本では、シーンとしていました。

あとから分かったのですが、熊本ではこの風習はなかったようです。昨日、久しぶりのこのことを思い出して、ウェブで検索したら、全国的にところどころであっていて、「愛媛の伝承文化」というサイトに下記のように紹介されていました。

---------------------------------------
節分の豆まき 八幡浜民俗誌

もともと八幡浜地方の節分の豆の処理方法は次のとおりである。
炒った大豆を年の数だけ小銭と一緒に紙に包んで、夜に家の近くの四辻に行き、豆の入った紙包みを体にこすりつけ、息を吹きかけてから後ろ向きで放り投げる。そして、後ろを振り向かないようにして急いで家に帰る、というものである。
---------------------------------------


子供の頃の、色々な出来事が思い出される、今日この頃です。


  


Posted by きのちゃん at 22:19Comments(0)その他つれづれ日記