2020年03月22日
コロナとペスト
こんにちは。
新型コロナウイルスは、おさまるどころか世界中に拡散し、特にヨーロッパでは大変な状況になっています。ふと学生時代に学んだ歴史の中に、ペストの大流行があったことを思い出し、ウィキペディアで検索してみました。概略を下記に引用します。
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<ペスト>
ペスト菌が感染することで起きる伝染病であり、致命率は非常に高く、60%から90%に達する。「黒死病」の名は、感染者の全身の皮膚が内出血によって紫黒色になることに由来する。
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古来複数回の世界的大流行(パンデミック)が記録されており、特に14世紀に起きた大流行では、全世界で1億人が死んだと推計されており、当時の世界人口を4億5000万人から3億5000万人にまで減少させた。ヨーロッパでは、1348年から1420年に大流行し、域内全人口の30%から60%が死亡した。ヨーロッパで猛威をふるったペストは、そのまま放置すると肺炎などの合併症によりほぼ100%の人が死亡し、たとえ治療を試みたとしても、当時の未熟な医療技術では十分な効果は出ず、死亡率は30%から60%に及んだ。イングランドやイタリアでは人口の8割が死亡し、全滅状態となった街や村もあった。この大量死は、それまでの社会構造を変え、現代にまで至る痕跡を残すほどの打撃を与えた、歴史的な負の記憶として深く刻み込まれている。
近年でも、ペストの感染は14世紀ほどではないとしても発生しつづけており、1990年代、2000年代にも感染者や死亡者が出続けている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用抜粋
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これまで歴史上の出来事と受けとめていたことが、そこまでまだ酷くはないものの、同様な事態になりつつある世界情勢を見て、何とかせねばと気持ちだけが空回りしてしまいます。14世紀に比べると、今は飛躍的に医学が発達していますから、その専門家の方達の意見をしっかりと受けとめて、いたずらに批判をすることは避けなければいけないと思います。
世界中のコロナが一日も早く終息に向かうことを祈ります。

新型コロナウイルスは、おさまるどころか世界中に拡散し、特にヨーロッパでは大変な状況になっています。ふと学生時代に学んだ歴史の中に、ペストの大流行があったことを思い出し、ウィキペディアで検索してみました。概略を下記に引用します。
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<ペスト>
ペスト菌が感染することで起きる伝染病であり、致命率は非常に高く、60%から90%に達する。「黒死病」の名は、感染者の全身の皮膚が内出血によって紫黒色になることに由来する。
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古来複数回の世界的大流行(パンデミック)が記録されており、特に14世紀に起きた大流行では、全世界で1億人が死んだと推計されており、当時の世界人口を4億5000万人から3億5000万人にまで減少させた。ヨーロッパでは、1348年から1420年に大流行し、域内全人口の30%から60%が死亡した。ヨーロッパで猛威をふるったペストは、そのまま放置すると肺炎などの合併症によりほぼ100%の人が死亡し、たとえ治療を試みたとしても、当時の未熟な医療技術では十分な効果は出ず、死亡率は30%から60%に及んだ。イングランドやイタリアでは人口の8割が死亡し、全滅状態となった街や村もあった。この大量死は、それまでの社会構造を変え、現代にまで至る痕跡を残すほどの打撃を与えた、歴史的な負の記憶として深く刻み込まれている。
近年でも、ペストの感染は14世紀ほどではないとしても発生しつづけており、1990年代、2000年代にも感染者や死亡者が出続けている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用抜粋
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これまで歴史上の出来事と受けとめていたことが、そこまでまだ酷くはないものの、同様な事態になりつつある世界情勢を見て、何とかせねばと気持ちだけが空回りしてしまいます。14世紀に比べると、今は飛躍的に医学が発達していますから、その専門家の方達の意見をしっかりと受けとめて、いたずらに批判をすることは避けなければいけないと思います。
世界中のコロナが一日も早く終息に向かうことを祈ります。
