2021年05月16日

二科 絵画展に行ってきました ♪

こんにちは。

先週のブログでご紹介させて頂いた「二科熊本支部 絵画展」に、今週行ってきました。

会場の熊本県立美術館(分館)の入り口では、とても感じの良い受付の方が、入館者を検温器で熱を測られて、もしもの時の為に連絡先をシートに記入するという、コロナ対応をしっかりとされていました。

このご時世ですので来場者は少なかったですが、その分ゆっくりと閲覧することができました。これまで二科展は、ずいぶんと以前に東京の上野美術館で観たことがありましたが、久しぶりに観て、その迫力を体感し、やはり芸術というものは素晴らしいと思いました。

ご案内を頂いた方の作品を、スマホで写メしてきましたので、下記にご紹介します。写真ではその迫力の十分の一くらいしかお伝えできませんが、雰囲気だけでも味わって頂ければと思います。

コロナ禍で暗いニュースばかりの日々ですが、久しぶりに文化・芸術に触れて、心が安らいだひとときでした。

というところで、今週もコロナに負けず頑張ります p(^^)q。



二科 絵画展に行ってきました ♪






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Posted by きのちゃん at 00:01│Comments(11)つれづれ日記その他
この記事へのコメント
おはようございます。音楽が聞こえてくるような、絵画ですね。どんな音楽か…、うーん、プロコフィエフのダンスの曲を、ピアノで演奏している感じかな。
どんな音を創作中に、聴こえていましたか、って作画された方にたずねてみたいです。
さて、必見の音楽情報。今夜の9時から、NHK ETVで放送される「クラシック音楽館」は録画必須です。
「よみがえる伝説の名演奏」
BSでも放送されたものですが、1970年代に撮影されたカラヤンとバーンスタインの映像が、最新技術で美しくなり、音もミキシングし直されて高音質で楽しめます。チャイコフスキーの悲愴交響曲と、マーラーの交響曲5番。貴重映像を超えた、内容になっています。
カラヤンとバーンスタイン、両巨匠の個性が最も分かりやすい演奏です。
Posted by 武者がえし武者がえし at 2021年05月16日 10:50
武者がえしさん、こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
ご紹介頂いた「クラシック音楽館」の「よみがえる伝説の名演奏」、今録画中です。クラシックも大好きなので、DVDに焼いてゆっくり観ようと思います。良い情報をありがとうございました。
Posted by きのちゃんきのちゃん at 2021年05月16日 21:27
楽しんでいただけて、ご案内できたことが嬉しいです。
悲愴交響曲とマーラーの交響曲5番だったので、2時間番組で時間いっぱい。ドイツに冷蔵保存されているフィルムを一コマ一コマ、デジタルで撮影、デジタル動画化した技術背景の解説もなく、演奏家の紹介も曲の聞き所の案内もなく演奏だけ。DVDソフトを観ているようでした。
悲愴交響曲とマーラーの交響曲5番を選んだ、どうしてもその取り合わせにしたかった番組制作の、思い入れをひしひしと感じながら観終わりました。
どちらもレーザーディスクで発売された映像で、DVDソフトでも出ていましたが、レーザーディスクのときと同じマスター、レザーディスクはアナログ方式でしたね。だったので、画質もクリアでなく、音質もCD並みにも満足できないものでした。
映像・音の良さもさることながら、この2曲。カラヤンは悲愴交響曲を7回もレコード録音しており、ドイツ王道のチャイコフスキーを聞かせている。チャイコフスキーはロシアの作曲家と学びますが、彼はドイツで音楽を学んでいて、アメリカでくるみ割り人形を披露しています。くるみ割り人形には当時フランスで発明された新製品の楽器、チェレスタを一般聴衆にアピールしました。
一方マーラーはアメリカでニューヨーク・フィルを育て上げた指揮者でしたが、ドイツで生まれ育ったユダヤ系でした。バーンスタインもユダヤにルーツがあるアメリカ生まれ、アメリカ育ちの作曲家で、ウェスト・サイド・ストーリーの音楽は誰もが認めるところ。今回の演奏、序盤には作曲家の視点も部分部分のリズムとハーモニーの取り合わせに現れています。
どちらも1970年代前半の映像、当時世界のクラシック音楽ファンを二分した二人の指揮者。カラヤンの指揮では、左手に形に注目。特に指先の形で、ドラマを生み出していきます。右手はなめらかに指揮棒を大きく振り、大オーケストラを統率して、まずはカラヤンの中に吸収して、カラヤンから音楽が発散する音楽づくりです。
オーケストラが走らないように、思いっきり行きそうなところは音量を小さくさせたり、同じテンポでバンバン行きたいところは、急ブレーキをかけたりします。急ブレーキをかけても、とっさに遅くできるものではないので、そこに響きの残響が起こります。それがオーケストラが倍増していたような錯覚、カラヤンのテンポは早いというイメージとなるのです。ピアノのダンパーの効果を、オーケストラでやっている感じですね。
バーンスタインは、身体全体でリズムを取ります。タクトを持つ右手と、左手はカラヤンのようなそれぞれの役割はないようです。曲が始まると、タクトに集中。オリンピック聖火のバーナーだと思ってください。ユダヤ人の心から出た小さな火が、オーケストラに灯ったらもう指揮棒は役割を終わります。バーンスタインは指揮棒を使わないこともあります。曲の後半ではバーンスタイン自身も音楽に酔っている表情が観られました。
ちょっと、見どころをコメントで、と思って書き出したら長くなりました。
もっとカラヤンならでは、バーンスタインならではの演奏はありますが、悲愴交響曲とマーラーの交響曲第5番の取り合わせは、二人の指揮者のルーツや、1970年代前半の冷戦時代でまだベルリンの壁が健在のウィーンとベルリンのオーケストラの役割であったり、そればかりか、コロナ禍の今にも聴いて得られるものが脈打っている内容濃いものでした。
ここはどういうものかしら、とか、思いが湧いたら、いつでもコメントで問い返してくださいね。
Posted by 武者がえし武者がえし at 2021年05月17日 11:53
詳しい解説をして頂き大変ありがとうございました。
武者がえしさんの、クラシック音楽に対する造詣の深さに、あらためて感服しました。武者がえしさん解説そのものも芸術だと思います。

番組を録画して、それを今日DVDにコピーしましたので、明日からゆっくり観させて頂きます。番組の最後の、カラヤンが指揮を終えて、万雷の拍手の中お辞儀をするシーンだけでも、カラヤンの身体から立ち上るオーラが見えるようでした。武者がえしさんの解説を先に読ませて頂いたので、カラヤンとバーンスタインの指揮の仕方の違いなども観察しながら楽しませて頂きます。
Posted by きのちゃんきのちゃん at 2021年05月17日 23:16
クラシック音楽は、踊りの音楽から始まっています。インターネットで顔も知らない人と交流を始めた頃、Facebookの友達は外国語の方ばかり。Twitterもベータ版で、北欧路線のパイロットさんとか、ボストン在住の翻訳家だったり、日本人ユーザーは珍しく、広瀬香美さんと雑談ができるくらいの緩やかなものでした。
主な交流はブログのコメントのやり取りでした。ブログ同士なので、互いに立場や関心事がわかりやすく、SNSで心ならない発言でニュース沙汰になるようなことはありませんでした。
その頃、踊りやすいバレエ曲を教えてほしいというやり取りの中で、名盤レコードの演奏が、踊りやすいものではないことを知りました。
その頃からです。ショパンは踊りのためではなく、鑑賞するワルツを作曲したかった、という意味がわかったのは。
いつか、じっくり時間をかけて、踊り=ダンスに熱心な方とそのあたりお話を聞きたいと思っていました。
さて、今回はあした、木曜日の夜10時にNHK ETVで放送されている「CLASSIC TV」をぜひお楽しみいただきたい。
今年はストラヴィンスキー没後50年です。ストラヴィンスキーは変拍子をオーケストラ演奏に持ち込みました。5拍子、7拍子、11拍子がバレエ音楽「火の鳥」には盛り込まれます。ダンスのステップでは、どのように処理するのですか。
明日の番組では、演奏家はどう拍子を取るかという話になりそうです。
生誕100年のピアソラの時は、踊りの伴奏だったタンゴを、観賞用にした話し。
朝の10時からも再放送されているので、明日の朝は歌舞伎との関連です。歌舞伎は舞台の演者と、伴奏の呼吸が大事という話。鏡獅子では長い髪を振って踊るためには、首を動かしては駄目。腰から動かす、と踊りに繋がる話題になっています。
30分番組ですから、気軽に楽しめますよ。
Posted by 武者がえし武者がえし at 2021年05月19日 22:53
武者がえしさん

今回もとても興味深いコメントをありがとうございました。
今週ちょっと色々と行事があって、このコメントを今日見て、木曜日の「CLASSIC TV」を見損なってしまいました。折角ご紹介して頂いたのに申し訳ありません。

5拍子、7拍子、11拍子といった変拍子は、ボールルームダンスには、私の知る限りではないと思います。ボールルームダンスは、男女が一緒に、誰とでも踊れることが基本にありますので、リズムはできるだけ難しくないほうが望ましいからだと思います。

それにしても、武者がえしさんの音楽への造詣の深さには敬服します。これからも色々と教えて下さい。よろしくお願いします。
Posted by きのちゃん at 2021年05月21日 23:50
貴族たちが楽しむものだったオペラ。リュリのオペラでは、ダンスが自慢だった王様が舞台に上がって、お気に入りだった歌手に歌わせながら、ダンスを披露するように書かれています。現代の上演では行われることなく。CDにもその場は、カットされて演奏されます。
ヘンデルのオペラでは、怪物がでてきたり、どんな困ったことが起こっても、最後の最後に王様をたたえて平和が訪れます。
モーツァルトの時代は喜劇ばかりが貴族の楽しみになっていたので、モーツァルトはホラーをそこに盛り込んで挑戦しました。結果、上演は撃沈。王様があくびをしたので、5回予定されていた約束は3回で打ち切られます。
ストラヴィンスキーが亡くなってまだ50年。彼はクラシック音楽のROCKです。スキャンダラスとなった「春の祭典」初演は、チャイコフスキーのくるみ割り人形からわずか20年。同世代の作曲家にいるのがラフマニノフで、ハリウッド映画音楽のルーツとなった。ラフマニノフとストラヴィンスキーは両極に位置する音楽を創造しました。
実際に踊る立場では、リズムやテンポは一定のほうがいいと番組でも言ってました。
一小節ごとに5拍子、7拍子とくるくる変わる楽譜を書いておきながら、ストラヴィンスキーは指揮が触れなくて、4拍子で振っていたというほどです。
来週木曜日の朝、10時25分から再放送があると思います。
Posted by 武者がえし武者がえし at 2021年05月22日 11:53
こんにちは。
今回も大変興味深いコメントをありがとうございました。
木曜日のクラシックTVの再放送、録画予約しました。それを観て、また感想を書かせていただきます。とりあえずお礼まで。
Posted by きのちゃんきのちゃん at 2021年05月27日 00:27
ご紹介いただいたクラシックTVの「ストラヴィンスキー特集」を、観ました。とても興味深く観ました。最初の方で「のだめカンタービレ」の中で、のだめが弾いていたのがストラヴィンスキーの曲だったとわかって、えっ!と思いました。のだめカンタービレは大好きで、原本漫画もドラマも、全編レンタルで借りてみました。

ストラヴィンスキーは名前は知っていましたが、クラシック史上であのような重要な役割を果たしたことや、デビューの「春の祭典」が衝撃的だったことなどを知り、とてもびっくりしました。

私はボールルームダンス界のプロとして、世界のトッププロの踊りや歴史はいつも研究していますが、クラシックの世界を同じように垣間見た気がしました。

番組最後の演奏には、大変感動しました。
良い経験をさせていただき、ありがとうございました。
お礼まで。
Posted by きのちゃんきのちゃん at 2021年05月28日 23:57
番組最後に演奏された、イタリア組曲は予備知識がないと、ストラヴィンスキーの若いときの作曲だろうと勘違いしがちのものです。あの数分しかない音楽から、大変感動するのは作曲家晩年の技巧と熟成された音楽性が凝縮されているんです。
あの曲には原曲があって、ベートーヴェンやモーツァルト、バッハよりも昔。熊本城が建った頃のイタリアの作曲家が残した曲です。ストラヴィンスキーはロシアの作曲家でしたから、作曲家として有名になってから、イタリアの音楽を知ったのです。ちなみに、西南の役の頃の作曲がブラームスやヨハン・シュトラウスです。
そして、サン・サーンスがフランス音楽会の大ボスだった時代。
デビューの「春の祭典」のシーンで、指揮者とヴァイオリニストとの会話がほんの数秒映っていますが、指揮者がエイドリアン・ボールト。イギリス軍人だった指揮者です。オーケストラのリーダーが、難しすぎて弾けません。と尻込みしているのを、「俺の指揮を見てればいい」と軍人魂を魅せるのです。バレエ上演が始まって、一分も聞かないで席を立って立ち去ったのが、サン・サーンスでした。
バレエの歴史としては、リュリの音楽を聞いておきましょう。リュリは、徳川家綱時代の、フランスの作曲家です。日本では歌舞伎が成立する頃でした。
Posted by 武者がえし武者がえし at 2021年06月13日 14:10
番組最後のイタリア組曲のことを詳しく教えていただき、大変ありがとうございました。武者がえしさんは、本当にいろいろなエピソードをご存じなのですね。
すごいです。尊敬(・_・)
Posted by きのちゃんきのちゃん at 2021年06月19日 23:45
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