きのちゃんの 星に向かって飛んでいけ☆

ホイットニーがデビューした1985年には「強力で鋭いポップ・ゴスペル」と喩えられた歌声。リズム感とグルーヴの心地よさが、大ブームを決定づけていました。広いオクターブと、その高音の安定は、人気が高まるにつれて開眼されます。
彼女以降、MISIAにまでつながる高音を交える歌が歓迎されています。
それには、デジタル録音とレコードからCDになったのも助けました。デジタル世代はもう忘れてしまったのでしょうが、レコードにはワウフラッターというネックがあったので、音が濁るので高音域は滑らかに減衰させた録音がされていました。
オペラの名盤と言われる、フルトヴェングラー指揮「トリスタンとイゾルデ」のソプラノ歌手の高い音を、当時の若手のソプラノ歌手の声と入れ替えられたのは有名。若手のソプラノ歌手は、レコード会社のプロデューサーの奥さんだったので、声量は細くてもマイクで録音することに慣れていたのかもしれません。
さて、ここから本題。今夜（12日）午後9時からのETVクラシック音楽館で、〝オペラ映画〟の大傑作が放送されます。新型コロナウイルスには、オペラ公演も影響を多大に受けていますが、録音済みのレコードに合わせて芝居を映画撮影するものですが、今夜の作品は〝オペラ映画〟の素晴らしさと可能性を再認識させるものです。ぜひ録画もして、お楽しみください。

武者がえしさん、

コメントをありがとうございました。
ここ最近色々と仕事が重なって、お礼のコメントが遅くなり申し訳ありません。

> オペラの名盤と言われる、フル
> トヴェングラー指揮「トリスタンとイゾルデ」のソプラノ
> 歌手の高い音を、当時の若手のソプラノ歌手の声と入れ替
> えられたのは有名。

そういえば、ミュージカル映画、マイ・フェア・レディでも、多くの曲はオードリー・ヘップバーンではなく別の歌手の入れ替えでしたね。オードリーはムーンリバーでも歌っていましたけど、私はオードリーの歌声も好きです。

> 今夜（12日）午後9時からのETVクラ
> シック音楽館で、〝オペラ映画〟の大傑作が放送されます。

録画して観ました。本格的なオペラの映画は、ほぼ初めて観たと思います。とても迫力があって見応えがありました。番組最後の、白黒の東京フィルハーモニーをバックでの歌声も素晴らしかったです。良いものを紹介して頂きありがとうございました。