2012年09月16日
「原因」と「結果」の法則 その2
今日は前回に引き続き、「原因」と「結果」の法則、からのご紹介です。
|■穏やかな心
|
|穏やかな心は、この上なく美しい知恵の宝石です。それは自己コントロールの
|長く粘り強い努力の結果です。そして、それが存在する場所には、つねに、成
|熟した人格と、「原因と結果の法則」に関する確かな理解が存在しています。
|
|人間は、自分が思いによって創られた存在であることを理解すればするほど、
|より穏やかになります。(中略)思いと人格ひいては人生との関係を理解し、
|原因と結果の観点から、あらゆる現象をより正しく眺められるようになること
|で、人間は、不平を言い、いらだち、悩み、悲しむことをやめ、より落ち着い
|た、より安定した、より穏やかな心の状態を保てるようになります。
|
|人類は、心のコントロールを怠ることで自分の人生と幸せを破壊することを、
|いったい、いつになったらやめるのでしょう。バランスのとれた人格を手にし
|ている人たち、その属性である真の穏やかさを所持している人たちの、なんと
|少ないことでしょう。
|
|心の中の風や嵐をみごとにしたがえて生きているのは、自分の思いの浄化とコ
|ントロールをなし遂げている、ほんの少しの、真に賢い人たちだけです。
|
| 自己コントロールは強さです。
| 正しい思いは熟練技能です。
| そして穏やかさはパワーです。
| あなたがたの心に語りかけることです。
| 「静かにしていなさい。穏やかにしているのです!」
|
| ジェームズ・アレン著 -「原因」と「結果」の法則 - p.83-87から抜粋
この項は、この本の最後の章の最後のページで、著者が読者に最も伝えたかったことが集約されていると思います。
私なりの解釈では、世の中の出来事は、すべて原因があって結果がある。誰もが幸せを求めて人生を生きている。「幸せな人生」という結果を得たければ、その原因となることの実践を心掛けるべきである。
その原因となることとは、「穏やかな心をまず持つこと」。しかし、人生は自分の思うどおりには、なかなかことは運ばないもの。その度に心を動揺させ、悲しみや不安や疑いを抱いてしまう。その結果、またその思いが原因となり、望まない結果を引き寄せてしまう。
であれば、どんなことがあっても、そのことに感謝し、そのことに学び、受け入れる。その心構えによって「穏やかな心」を醸成していく。その過程によって、次第に心が浄化され、ついには「幸せな人生」の原因である「穏やかな心」を習慣的に持つことができるようになる。
言葉でいうことは易しいものですが、いざ実践するとなるとなかなか難しいことだと思います。でもだからこそ、筆者はこの書の最後の言葉として次のことを選んだのではないでしょうか。
あなたがたの心に語りかけることです。
「静かにしていなさい。穏やかにしているのです!」
最後の最後は、自分の意志が勝負だと思います。
と言うところで、今日はこの辺で。
|■穏やかな心
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|穏やかな心は、この上なく美しい知恵の宝石です。それは自己コントロールの
|長く粘り強い努力の結果です。そして、それが存在する場所には、つねに、成
|熟した人格と、「原因と結果の法則」に関する確かな理解が存在しています。
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|人間は、自分が思いによって創られた存在であることを理解すればするほど、
|より穏やかになります。(中略)思いと人格ひいては人生との関係を理解し、
|原因と結果の観点から、あらゆる現象をより正しく眺められるようになること
|で、人間は、不平を言い、いらだち、悩み、悲しむことをやめ、より落ち着い
|た、より安定した、より穏やかな心の状態を保てるようになります。
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|人類は、心のコントロールを怠ることで自分の人生と幸せを破壊することを、
|いったい、いつになったらやめるのでしょう。バランスのとれた人格を手にし
|ている人たち、その属性である真の穏やかさを所持している人たちの、なんと
|少ないことでしょう。
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|心の中の風や嵐をみごとにしたがえて生きているのは、自分の思いの浄化とコ
|ントロールをなし遂げている、ほんの少しの、真に賢い人たちだけです。
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| 自己コントロールは強さです。
| 正しい思いは熟練技能です。
| そして穏やかさはパワーです。
| あなたがたの心に語りかけることです。
| 「静かにしていなさい。穏やかにしているのです!」
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| ジェームズ・アレン著 -「原因」と「結果」の法則 - p.83-87から抜粋
この項は、この本の最後の章の最後のページで、著者が読者に最も伝えたかったことが集約されていると思います。
私なりの解釈では、世の中の出来事は、すべて原因があって結果がある。誰もが幸せを求めて人生を生きている。「幸せな人生」という結果を得たければ、その原因となることの実践を心掛けるべきである。
その原因となることとは、「穏やかな心をまず持つこと」。しかし、人生は自分の思うどおりには、なかなかことは運ばないもの。その度に心を動揺させ、悲しみや不安や疑いを抱いてしまう。その結果、またその思いが原因となり、望まない結果を引き寄せてしまう。
であれば、どんなことがあっても、そのことに感謝し、そのことに学び、受け入れる。その心構えによって「穏やかな心」を醸成していく。その過程によって、次第に心が浄化され、ついには「幸せな人生」の原因である「穏やかな心」を習慣的に持つことができるようになる。
言葉でいうことは易しいものですが、いざ実践するとなるとなかなか難しいことだと思います。でもだからこそ、筆者はこの書の最後の言葉として次のことを選んだのではないでしょうか。
あなたがたの心に語りかけることです。
「静かにしていなさい。穏やかにしているのです!」
最後の最後は、自分の意志が勝負だと思います。
と言うところで、今日はこの辺で。
