2017年07月16日

花の色は

こんにちは。

気がつけば7月ももう中旬。梅雨明け宣言はまだありませんが、家の外では、早朝からセミの大合唱が今年も始まって、本格的な夏の到来を知らせてくれます。

それにしても、この↑時候の挨拶をこれまで何十度メールに書いたことでしょう。東京から熊本に帰ってきて、早や三十数年。その回数だけこの言葉を書いたことになります。今朝目覚めて、そんなことを思っていたとき、ふっと小野小町の歌が思い浮かびました。

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     花の色は うつりにけりな いたづらに
      わが身世にふる ながめせしまに

      小野小町(9番) 『古今集』春・113

  ☆ 現代語訳☆
  
   桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった。
   春の長雨が降っている間に。ちょうど私の美貌が
   衰えたように、恋や世間のもろもろのことに思い
   悩んでいるうちに。
 
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百人一首は高校二年の冬休みに、休み明けのテストに出すからと先生に言われて、正月返上で一生懸命暗記したことを懐かしく思い出します。

っと、ここで我に返る。

さてさて、そんな感傷に浸っている場合ではありません。私にはまだ人生にやり残したことがあります。その夢の実現のために、健康管理をして、毎日を大切に、時間を大切に、生きていきます。

では今週も素晴らしい週になりますよう、ガンバ p(^^)q。
  


Posted by きのちゃん at 00:01Comments(0)つれづれ日記