2018年12月23日

幸福・成功

こんばんは。

今日は今月の初めに取り上げた、本多靜六氏の「幸福・成功 わが処世の秘訣」からの続編です。少々長いですが、お時間のある時にでも良かったらどうぞ。

では早速、下記に引用させて頂きます。

「幸福・成功 わが処世の秘訣」 本多靜六著

 幸福はひっきょう親から譲られるものでも、他から貰うことのできるものでもなく、ただただ各自が絶えず努力して行くよりほかはない。しかも一度その努力をやめれば、同時に幸福がやむことになるのだから、一生幸福に生きる道は、一生努力を続けて行くよりほかはないのである。まことに努力即幸福である。(p.35)

 されば私は、いっさいの悲観をやめて、常住坐臥、たえず快活に生きるため、毎朝目覚めれば、まず今日も生きていたなと感謝し、忙しければ忙しいほど、自分が働き得ることを感謝する。そしてもしも病めば、休息を与えられたなと感謝しつつ、充分に休息して癒った後の活動に準備し、貧すれば負担が軽くなったと感謝し、富めば思うままに有益な方面に金の使えるのを感謝するというふうに、あらゆる場合にその苦しい、厭な暗い方面を捨てて、楽しい愉快な明るい方面にのみ心を振り向ける。

 したがって人が来れば人が面白く、いかなる場合、いかなる仕事にも、快く当たってベストを尽くすことができる。そして難しいことほど、嶮岨な路ほど、心にかなうと信じる。それは苦難は快楽に到達する階段であって、快楽の程度は苦難の大きさに比例するという体験を有するからである。(p.94)


私も気がつけば、ずいぶんと長い年月生きて来て、そのあいだ色々な事があり、その折々、人生とは一体なんだろう?どうすれば幸せになれるだろう?どうすれば成功できるだろう?といつも考え、そして多くの本を読んできました。

この本多靜六氏の書籍も、最初買って読んだのはもう数十年前のことになります。そして、最近読み直して、ようやく本多氏の言われることが、身体で理解できてきたような気がします。

せっかく理解できてきたのだから、今こそ本多氏の言葉を実践して、これからの人生に活かして行こうと、強く思っている今日この頃です。

と言うところで、今週も充実した一週間になりますよう、ガンバ p(^^)q。



 
  


Posted by きのちゃん at 00:21Comments(2)夢の実現