2017年06月04日
幸福論 ヒルティ(2)
こんにちは。
6月になりました。ホントに早いですね。
さて今週は、先週の「幸福論」の続きです。
ヒルティの「幸福論」の本は、森信三氏の「修身教授録」の中で紹介されていたと書きましたが、その下りは下記のとおりです。
「ヒルティの『幸福論』は有名な書物ですから、諸君らもそのうち是非一読されるがよいと思います。ところがヒルティはこの書物の巻頭を、まずこの仕事の処理法という問題に充てているのです。もって仕事の処理ということが、人間の修養上、いかに重大な意味をもつかがお分かりでしょう」
「幸福論」という本は全3巻にわたる大作ですが、その最初に、幸福論という大きなテーマからすぐには連想しにくい、現実的な問題である「仕事の処理法」から始まっていることは確かに意外な感じがします。しかし、実はこのことが非常に重要なことであることが、あとから理解できました。
前置きはこの位にして、今日のご紹介箇所を下記に引用します。最初の部分は先週引用した箇所を再引用してあります。
最も活溌な人でも、その天性に従うならば、仕事よりもほかのことで楽しむ方を喜ぶ。勤勉は、感覚的な怠惰よりも一層強い動機がなければ生まれるものではない。そしてこの動機には、常に二種類ある。低い方の動機は、欲情、とくに名誉心や貪欲、わけても生活維持の必要、などである。高い方の動機は、仕事そのものに対する・あるいはその人々のために仕事をしなければならぬその人々に対する・愛や責任感情である。
この部分を読んで、稲盛和夫氏の「動機善なりや 私心なかりしか」という言葉を思い出しました。内容的には同じことを言っているような気がします。
難しい解釈は置いておくことにして、私なりに感じたことは、自分の利益だけの目的で何かをやろうとしても、それが大変だった場合、あっさりと挫折してしまうが、それが高い使命感や、愛する人々への責任感から生まれたものであれば、頑張りがきくということでした。身近な例で言えば、自分の子供の生命の危機に面したとき、親は自分の身体を投げ出しても子供を守ろうとするということでしょうか。
少し話がそれましたが、この下りで私が学んだことは、何か仕事をやろうとするとき、ただ自分の利益を考えるのではなく、この仕事をやることによって、誰が喜んでくれるだろうか、誰の幸せのお役に立てるだろうかと考えることが大切だということでした。綺麗事ではなく、このことをこれからの毎日の仕事に活かしていこうと思います。
長文になりました。最後まで読んで頂きありがとうございました。
さぁ、今週もガンバ p(^^)q。

6月になりました。ホントに早いですね。
さて今週は、先週の「幸福論」の続きです。
ヒルティの「幸福論」の本は、森信三氏の「修身教授録」の中で紹介されていたと書きましたが、その下りは下記のとおりです。
「ヒルティの『幸福論』は有名な書物ですから、諸君らもそのうち是非一読されるがよいと思います。ところがヒルティはこの書物の巻頭を、まずこの仕事の処理法という問題に充てているのです。もって仕事の処理ということが、人間の修養上、いかに重大な意味をもつかがお分かりでしょう」
「幸福論」という本は全3巻にわたる大作ですが、その最初に、幸福論という大きなテーマからすぐには連想しにくい、現実的な問題である「仕事の処理法」から始まっていることは確かに意外な感じがします。しかし、実はこのことが非常に重要なことであることが、あとから理解できました。
前置きはこの位にして、今日のご紹介箇所を下記に引用します。最初の部分は先週引用した箇所を再引用してあります。
最も活溌な人でも、その天性に従うならば、仕事よりもほかのことで楽しむ方を喜ぶ。勤勉は、感覚的な怠惰よりも一層強い動機がなければ生まれるものではない。そしてこの動機には、常に二種類ある。低い方の動機は、欲情、とくに名誉心や貪欲、わけても生活維持の必要、などである。高い方の動機は、仕事そのものに対する・あるいはその人々のために仕事をしなければならぬその人々に対する・愛や責任感情である。
この部分を読んで、稲盛和夫氏の「動機善なりや 私心なかりしか」という言葉を思い出しました。内容的には同じことを言っているような気がします。
難しい解釈は置いておくことにして、私なりに感じたことは、自分の利益だけの目的で何かをやろうとしても、それが大変だった場合、あっさりと挫折してしまうが、それが高い使命感や、愛する人々への責任感から生まれたものであれば、頑張りがきくということでした。身近な例で言えば、自分の子供の生命の危機に面したとき、親は自分の身体を投げ出しても子供を守ろうとするということでしょうか。
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長文になりました。最後まで読んで頂きありがとうございました。
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Posted by きのちゃん at 00:01│Comments(0)
│夢の実現