2012年08月05日

日時計主義

暑中お見舞い申し上げます

皆さん、こんにちは。夏真っ盛りですね。お元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。

今日はだいぶん前に出版された本からのご紹介です。初版が昭和36年(1961年)となっていますので、50年以上前の書籍で、その為に使われている文体が少々固い表現となっています。でも私は素晴らしい言葉と表現力だと思います。

前置きはこの位にして、ではご紹介を。

|「日時計主義の生活」

|諸君は「日時計」というものを見たことがあるであろう。それは一本の
|直立せる針と、時間をしるした一枚の盤とでその主要部分が成り立って
|いる。太陽の光線がその直立せる針に落ちると、針は盤面の目盛りの上
|に影を落として、何時だとわかるのである。太陽のない日には時間がわ
|からないのだ。日時計の盤面には、時にはこんな標語が書いてある。

|  "I record none but hours of sunshine."
|  (われは太陽の輝く時刻のみを記録す)

|自分はこの標語を「日時計主義」だと言うのである。諸君よ、できるだ
|け、輝く喜びの時刻だけを記憶し、語り、思い出せ。喜びに言語の再現
|力、言葉の創造力を応用せよ、これが秘訣だ。(中略)

|多くの人々は自分の出会った不幸を、不愉快を、憎しみを、嫉妬を、嘲
|笑を、できるだけ記憶し、言葉に出して復習しようとしているのはどう
|いうわけだろう。彼らは「心の法則」を知らないからである。「語るも
|のは皆あらわれる」「噂をすれば影が射す」どんな不幸な出来事も、思
|い出した時と言葉に出した時とのほかには存在しないということを知ら
|ねばならぬ。(中略)

|諸君よ、われわれは、輝く太陽の日のみを記録する日時計のようになろ
|うではないか。

| (谷口雅春著 「生命の実相」第7巻 p27-28から引用抜粋)

若い頃にこの本を読んで、その後何度も読み返した部分ですが、これを実際に自分の人生の生活に実行することの難しさは、自分が一番良く知っています。

けれど、この文章が真実であることも動かしがたい事実でしょう。私は社交ダンスを職業としていて、良い踊りを踊るために一番大切なことが基本であることを体で知って、そしてレッスンの時にいつも生徒さんにそのことを力説します。

より良い人生を送るために必要なことも、これと同じ「基本」であり、今日の言葉の「日時計主義の生活」もその一つだと思います。頭で理解できてもそれが実行できなければ、あまり意味はないというか、効果はありません。

自分の人生をより良いものにするために、もう一度基本をしっかりと思い起こして、そして実行・実践していきたいと思います。

今日はこの辺で。

日時計主義


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Posted by きのちゃん at 00:01│Comments(0)夢の実現
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