2012年01月04日

”Easy come, easy go”

皆さん、お正月休みはいかがだったでしょうか。

明日から官公庁の仕事始めでもあり、お仕事が始まる方も多いのではないでしょうか。毎年のことですが、長いようであっという間の年末・年始休暇ですね。

さて今日の言葉は、英語のことわざ、”Easy come, easy go”です。日本語の意味として辞書には、「得やすいものは失いやすい」となっています。

私は普段は仕事の関係で、テレビを見ることはあまりないのですが、年末から年始には、しっかりと色々なテレビ番組を見て、色々な事を思ったり感じたりしました。

大晦日の紅白歌合戦では、日本のトップ歌手の全開パフォーマンスの連続で、さすがと思いましたし、新年の箱根駅伝での若者達の、チームの名誉をかけた力走ぶりにも感動しました。

そんな中で、ふと目にとまり見入ったのが、日本体育大学の「集団行動」というドキュメンタリー番組でした。最初は50人あまりの女子大生が一緒になって集団行進するだけのパフォーマンスで、それほど関心を引かなかったのですが、半年も前から練習に明け暮れ、延べ200キロ以上の行進の練習を積み重ねて、最終的には完璧なまでの集団行進パフォーマンスを作りあげるその過程には、正直驚きました。

そして晴れて発表会の当日、直前リハーサルまで成功率50%しかできなかった「逆再生行進」を完璧にやり遂げたシーンには、深い感動を覚えました。

”Easy come, easy go” 簡単に手に入るものは、簡単に失いやすい。つまり、逆にとことん苦労して努力して手に入れたものこそ真の価値があり、その姿に人々は感動し、心からの拍手を送るのだということを、この番組は私に教えてくれました。

人間は誰でも、自分に甘いところがあって、ともすれば楽をして多くを得たいというムシの良い方法を探してしまうものですが、世の中はそれほど甘いものではなく、たとえ一時的に手にしたかのように見えても、それはあっという間に自分の手元からこぼれ落ちてしまうもののようです。

本当に価値のあるものは、やはり厳しい自己管理と地道な努力の積み重ねからしか得ることができないということを、今年も一年自分に言い聞かせながら、頑張って行きたいと思います。

今年も一年、頑張るにゃん (^^)v


  


Posted by きのちゃん at 00:01Comments(0)夢の実現