2015年03月22日

Complaint Free Relationships

皆さん、こんにちは。

今日は「もう、不満は言わない【実践編】」(原題 Complaint Free Relationships)からのご紹介です。この実践編の方は、不満を言わないために、その元である考え方をどう変えれば良いかという観点から書かれています。その中から特に心に残った箇所をご紹介します。では早速、

 日々かかわる人々は、私たちに与えられたすばらしい恩恵です。
 しかし、同時に、最大の試練であり、不満の最大の原因です。

 人間関係のトラブルは、相手に不平を言ったり、その人について別の人に愚痴を
 こぼしたりすることによって、生じたり悪化したりするものです。

 相手を変える方法はただ一つ。自分の相手に対する見方を変えることです。

 相手が自分に対してどういう行動をとろうが、それにどう反応するかの選択肢はこちら
 にあります。たとえ努力をするのがこちらだけだとしても、それでも関係改善はできます。

 「相手のどこが嫌いか」でなく、「相手のどこが好きか」
 「相手のどこを変えたいか」でなく、「相手のどこが美点か」
 「どうして相手は自分を幸せにしてくれないのか」でなく、
 「どうしたら相手を幸せにできるか」を、考えること

 人はみなそれぞれ固有の特質を備えています。だからこそ、一人ひとりが比類のない
 存在なのです。自分と違う相手の特質を「間違っている」と考えてしまったら、人間関係を
 損ないます。自分と共通の特質も、違う特質も、それぞれ認めなければなりません。
 違うからといってどちらもわるくないし、ふたりの関係にも問題はないのです。これを
 理解するだけで、多くの傷ついた関係は修復されます。

    「もう、不満は言わない【実践編】」(ウィル・ボウエン著)より引用抜粋

上記の中で私がいちばん心に残ったのは、「人はみなそれぞれ固有の特質を備えています。だからこそ、一人ひとりが比類のない存在なのです」という箇所でした。世の中の花が一年中薔薇の花ばっかりだったら、それがいくら綺麗でもいつしか飽きてしまいますよね。四季折々百花繚乱だからこそ、世界は美しく素晴らしいのでしょう。

このブログを書いていたときに、「熊本で桜開花宣言」の知らせが届きました。
いよいよ春本番ですね。

と言うところで、今日はこの辺で。




  


Posted by きのちゃん at 00:01Comments(0)夢の実現