2011年10月09日

困った人たち

今日は、9月25日の「スローフォックスとクイック ダンスミニ知識」の続編でもあります。「踊りませんか?」の中で、

|モダンの多様なテクニックを一通り消化して初めて、スローフォック
|ス特有のあの軽みと揺れを踊りで表現できるのだ。そのレベルに辿り
|着くまでには、技術はもちろんだが、カップルとして、人間としての
|成熟まで求められるような気がする

とあり、それに続いて今日ご紹介する文章が続きます。読み進んで頂ければ今日のタイトル、「困った人たち」の意味が分かって頂けると思います。少々長いですので、お時間のある時にでもどうぞ。

|ここで我流のダンス道を述べようなどというおこがましいことはしたく
|ない。ただ、こうはなりたくないな、と思うタイプがある。あなたのダ
|ンス教室にも、必ずひとりくらいいるのではないだろうか。こういう人、
|困るのよね、というタイプ。

|ダンスのマナーにも通じるものがあるので、5タイプに絞って挙げてみ
|たい。よくよく考えてみると、どれも結局は、ふたりで踊ることを知ら
|ない人たちである。(中略)

|そのひとつは、レッスンつけ型タイプ。組んだ相手のダンスを四六時中
|直している。初心者にしてみれば、最初はけっこうありがたい。このタ
|イプは相手に対する優越感が生き甲斐なのかもしれない。一見、親切な
|のだが、自分の方の技量はあまり眼中にない。したり顔で教えてくれて
|いて、実は的がはずれていた、ということもたびたび起こる。

|ふたつ目は、文句つけタイプ。とにかく相手の一挙一動に文句をつける。
|自分のことは棚に上げて、あなたがこうするから、ああするからうまく
|いかない。とくる。自分の欠点はどうかというと、とんと見えていない。
|最初のタイプと似ているが、自分がうまく踊りたい一心である。

|(浅野素女 著「踊りませんか?」第4章 p.94-95から引用)

ダンスの団体レッスンを受けられた経験があるかたは、そうそうと頷いておられるのではないでしょうか。また、ダンスパーティなどに行った時に、こういう「教え魔」の人もよく見かけますね。

長くなりましたので、残りの3タイプについては、来週ご紹介させて頂きます。

というところで、今日はこの辺で。


困った人たち



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Posted by きのちゃん at 00:01│Comments(0)ダンスのマナー
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