2012年02月02日

カリスマのスピード仕事術

今日は先日からご紹介している、”仕事を「すぐやる人」の習慣” の本から、「カリスマのスピード仕事術」として紹介されていた、ソフトブレーン(株)の宋氏と、先日ご紹介したトリンプ・インターナショナル・ジャパン(株)前社長の吉越氏の、スペシャル対談の記事をご紹介します。

宋氏は、1998年に非製造部門の効率改善のためのソフト開発とコンサルティング事業を始め、その会社を2005年には東証第1部上場を果たし、業界最大手に成長させた方です。

カリスマのスピード仕事術

では早速、対談の中から一部引用します。

|宋 「僕、仕事が速いですか」

|吉越 「早いです。メールを出しても、すぐに返事がくる(笑)」

|宋 「だって、どうせ返事を出すのなら、早いほうがいいじゃないですか」

|吉越 「かつて経団連の会長を務めた土光敏夫さんによると、人間はどん
|なに考えても6割しか正しい判断ができないそうです。だから、私は時間
|をかけるよりスピードのほうが価値があると思っています。実際、トリン
|プ時代は、どんな案件も2分以内で決断していました」(中略)

|宋 「僕は2秒後も2時間後も、メールの内容は変わらないとわかってい
|るから、時間をかけないのですよ(笑)それに、返事を出す出さないを含
|めて、どんどんジャッジしていったほうが、絶対に得でしょ。遅いと、そ
|れだけコストになるわけですから」


私事で恐縮ですが、私が大学を卒業後就職した(株)東芝の入社式の時に、土光敏夫氏が当時東芝の会長だったので、入社式で会長祝辞をされました。それはそれはエネルギッシュな人で、1時間近く演説をされたことを覚えています。

話がそれましたが、かの土光氏が6割しか正しい判断ができないと言われているのですから、我々凡人は押して知るべしでしょう。

また、宋氏が言われた「2秒後も2時間後も、メールの内容は変わらない」ということは、説得力があると思いました。

ただいくらスピードが大切と言っても、重要な決断は、体調がすぐれないときとか、何らかの理由でマイナス思考になっていると自分で分かっているような時には避けた方が良いと思います。それだけに、まずは日常の心身のコンディション管理が大切だと思います。

いずれにしても、メールの即返信という、その気になればいつでも出来ることから始めることで、「仕事をすぐやる習慣」が比較的容易に身に付くということが、最近の私の体験で分かってきました。皆さんも是非試してみられて下さい。

というところで、今日はこの辺で。


カリスマのスピード仕事術






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Posted by きのちゃん at 00:08│Comments(0)仕事術
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