2011年06月25日
社交ダンスのパーティでのマナー(2)
昨日に引き続き、今日もダンスパーティの時のマナーについて書いてみます。
ずっと以前は、ダンスパーティでは男性が女性を誘うもので、女性から誘うのはマナー違反だとか、女性は男性が誘った時には断ってはいけないと言われていました。
しかし時は流れて、近年のヨーロッパのダンス教師協会でのダンスのマナーについての協議の結果、ダンスパーティで女性から誘ってもマナー違反とはならないし、男性から誘われた時、それなりの理由があれば断っても良いということになったそうです。
これも時代の流れで、当然と言えば当然でしょうね。
ただ、女性が男性のダンスの申し込みを断る時には、やはり気遣いが欲しいものです。
実は男性の方も女性を誘うには相当な勇気がいるのです。それでようやく勇気を振るって誘ったものの、あっさりと断られた時には相当なダメージを受けます。
ですから、女性の方はできれば、「ごめんなさい。今休んでいますので…」と言ったような、できるだけ男性が傷つかないような言葉を選んで下さい。そして、ひとりの人をお断りした時には、同じ曲のとき、違う人から誘われても踊らないというくらいの思い遣りを持って頂きたいと思います。
一番いけないのは、誘いに来た男性を足元から頭のてっぺんまで値踏みするように見たあげく、何も言わずに手を振って断ること。このようにして断られた男性は、立ち直るのには相当かかるでしょう。気の弱い男性でしたら立ち直れないかもです。
昨日も書きましたが、ダンスパーティは誰もが楽しいひとときを求めて集まる場所です。お互いに思い遣りと気配りを持ったマナーを守って、素敵な一夜にしたいものですね。
今日はこの辺で。
ずっと以前は、ダンスパーティでは男性が女性を誘うもので、女性から誘うのはマナー違反だとか、女性は男性が誘った時には断ってはいけないと言われていました。
しかし時は流れて、近年のヨーロッパのダンス教師協会でのダンスのマナーについての協議の結果、ダンスパーティで女性から誘ってもマナー違反とはならないし、男性から誘われた時、それなりの理由があれば断っても良いということになったそうです。
これも時代の流れで、当然と言えば当然でしょうね。
ただ、女性が男性のダンスの申し込みを断る時には、やはり気遣いが欲しいものです。
実は男性の方も女性を誘うには相当な勇気がいるのです。それでようやく勇気を振るって誘ったものの、あっさりと断られた時には相当なダメージを受けます。
ですから、女性の方はできれば、「ごめんなさい。今休んでいますので…」と言ったような、できるだけ男性が傷つかないような言葉を選んで下さい。そして、ひとりの人をお断りした時には、同じ曲のとき、違う人から誘われても踊らないというくらいの思い遣りを持って頂きたいと思います。
一番いけないのは、誘いに来た男性を足元から頭のてっぺんまで値踏みするように見たあげく、何も言わずに手を振って断ること。このようにして断られた男性は、立ち直るのには相当かかるでしょう。気の弱い男性でしたら立ち直れないかもです。
昨日も書きましたが、ダンスパーティは誰もが楽しいひとときを求めて集まる場所です。お互いに思い遣りと気配りを持ったマナーを守って、素敵な一夜にしたいものですね。
今日はこの辺で。
2011年06月24日
社交ダンスのパーティでのマナー
今日は社交ダンスのパーティでのマナーについて書いてみようと思います。
先日ウチのスタジオの生徒さんが、あるダンスパーティに行かれました。その生徒さんはダンスを習い始めて丁度1年で、ダンスパーティは初めてだったので、素敵なドレスを新調して行かれました。
私は時間の関係で少し遅れて行ったのですが、会場についてその生徒さんから、「パーティに来て最初に踊った人から、『ドレスに負けてるね』って言われました」と聞いて、びっくり。
これは、ダンスのマナーという以前に人間としての常識という点から、問題外の言動だと思いました。
昨日の、「ダンスの本当の上手さとは」に書いたこととも通じますが、ダンスはまず相手に対する思いやりの気持ちから始まるものです。
社交ダンスは、中世ヨーロッパの貴族階級の人達が、子女のマナー教育として幼少の頃からたしなませていたと言います。日本は世界でもっとも社交ダンスが盛んな国だそうですが、格好だけを真似をするのではなくて、この社交ダンスの起源にあるマナーと精神も、是非見習いたいものだと思います。
話は戻って、先の『ドレスに負けてるね』と言った人が、あとからまたダンスを誘いに来られたそうですが、鄭重にお断りしたということでした。
ダンスパーティは、お互いに楽しい時間を過ごしたいと思って沢山のダンス愛好家の人達が集まる場です。不用意な心ない言葉にはくれぐれも気をつけたいものですね。
今日はこの辺で。
先日ウチのスタジオの生徒さんが、あるダンスパーティに行かれました。その生徒さんはダンスを習い始めて丁度1年で、ダンスパーティは初めてだったので、素敵なドレスを新調して行かれました。
私は時間の関係で少し遅れて行ったのですが、会場についてその生徒さんから、「パーティに来て最初に踊った人から、『ドレスに負けてるね』って言われました」と聞いて、びっくり。
これは、ダンスのマナーという以前に人間としての常識という点から、問題外の言動だと思いました。
昨日の、「ダンスの本当の上手さとは」に書いたこととも通じますが、ダンスはまず相手に対する思いやりの気持ちから始まるものです。
社交ダンスは、中世ヨーロッパの貴族階級の人達が、子女のマナー教育として幼少の頃からたしなませていたと言います。日本は世界でもっとも社交ダンスが盛んな国だそうですが、格好だけを真似をするのではなくて、この社交ダンスの起源にあるマナーと精神も、是非見習いたいものだと思います。
話は戻って、先の『ドレスに負けてるね』と言った人が、あとからまたダンスを誘いに来られたそうですが、鄭重にお断りしたということでした。
ダンスパーティは、お互いに楽しい時間を過ごしたいと思って沢山のダンス愛好家の人達が集まる場です。不用意な心ない言葉にはくれぐれも気をつけたいものですね。
今日はこの辺で。
2011年06月23日
ダンスの本当の上手さとは(2)
昨日の続きです。
昨日、パーティなどで相手から「この人ともう一度踊りたい!」と思ってもらえるような人が、本当に上手な人だと言えると書きましたが、つまりダンスが上手であるかどうかは、自分が決めるのではなくて、踊った相手が決めるということになります。
ある程度ダンスを覚えてパーティなどに行った時、「上手に踊ってやろう、上手なところを見せてやろう」と意気込んでやると、たいていは逆の結果になります。
ダンスで一番大切なことは、自分のことより相手のことを思って踊るということです。少し詳しく説明すると、男性は自分のステップのことを考える前に、女性が今どちらの足に重心が乗っているかということを感じながらリードをすること。そして、女性は自分でステップを踏もうとしないで、男性がいまどのようにリードをしようとしているかを感じて、その上でフォローすることが大切なのです。
今日のまとめに、私の大好きな、もと世界チャンピオンのルッカ&ロレインの言葉をご紹介させて頂きます。
「相手の事を想い、お互いを感じ合う事が大切なので、ダンスをすることによって感情を豊かにしていく事ができるのです」 (ルッカ&ロレイン)
今日はこの辺で。
昨日、パーティなどで相手から「この人ともう一度踊りたい!」と思ってもらえるような人が、本当に上手な人だと言えると書きましたが、つまりダンスが上手であるかどうかは、自分が決めるのではなくて、踊った相手が決めるということになります。
ある程度ダンスを覚えてパーティなどに行った時、「上手に踊ってやろう、上手なところを見せてやろう」と意気込んでやると、たいていは逆の結果になります。
ダンスで一番大切なことは、自分のことより相手のことを思って踊るということです。少し詳しく説明すると、男性は自分のステップのことを考える前に、女性が今どちらの足に重心が乗っているかということを感じながらリードをすること。そして、女性は自分でステップを踏もうとしないで、男性がいまどのようにリードをしようとしているかを感じて、その上でフォローすることが大切なのです。
今日のまとめに、私の大好きな、もと世界チャンピオンのルッカ&ロレインの言葉をご紹介させて頂きます。
「相手の事を想い、お互いを感じ合う事が大切なので、ダンスをすることによって感情を豊かにしていく事ができるのです」 (ルッカ&ロレイン)
今日はこの辺で。
2011年06月22日
ダンスの本当の上手さとは
今日のテーマは、「ダンスの本当の上手さとは」ということです。
このことは、私がダンスをやるにあたって一番大切だと思っていることです。
一般的には、ダンスが上手な人とは、難しいステップをたくさん知っている人のことをイメージしてしまいそうですが、二人で踊るダンスでは、一概にはそうは言えません。
答えを先に言ってしまえば、ダンスが上手であるかどうかは、ステップをたくさん知っているかどうかではなくて、ダンスを踊ったあと、踊った相手の人に「もう一度この人と踊りたい!」と思ってもらえるかどうかにかかっています。
つまり、いくらたくさんのステップを知っていて、自分は競技ダンスもやったことがあるからと自信を持っていても、もしパーティでいろんな人と踊ったあと、相手の人から、「この人とはもう踊りたくないなぁ…」と思われたら、それは本当に上手な人とは言えないのです。
ここにダンスの本当の難しさと魅力があります。
このことはとても大切なことで、私が大学生の時にダンスと巡り会って以来、ずっと究極の目標として心がけてきたことですので、機会を捉えてもっとお伝えして行こうと思います。
というところで、今日はこの辺で。
このことは、私がダンスをやるにあたって一番大切だと思っていることです。
一般的には、ダンスが上手な人とは、難しいステップをたくさん知っている人のことをイメージしてしまいそうですが、二人で踊るダンスでは、一概にはそうは言えません。
答えを先に言ってしまえば、ダンスが上手であるかどうかは、ステップをたくさん知っているかどうかではなくて、ダンスを踊ったあと、踊った相手の人に「もう一度この人と踊りたい!」と思ってもらえるかどうかにかかっています。
つまり、いくらたくさんのステップを知っていて、自分は競技ダンスもやったことがあるからと自信を持っていても、もしパーティでいろんな人と踊ったあと、相手の人から、「この人とはもう踊りたくないなぁ…」と思われたら、それは本当に上手な人とは言えないのです。
ここにダンスの本当の難しさと魅力があります。
このことはとても大切なことで、私が大学生の時にダンスと巡り会って以来、ずっと究極の目標として心がけてきたことですので、機会を捉えてもっとお伝えして行こうと思います。
というところで、今日はこの辺で。
2011年06月21日
ダンスでバランス良く立つコツ
さて、昨日の続きです。
バランス良く立つには、まずは真っ直ぐに、スッと立つことが大切です。社交ダンスをしている人は姿勢が良いとは、良く言われることですが、それはダンスを踊るには良い姿勢が一番大切でかつ必要だからです。
格好をつけるために良い姿勢をしているのではなくて、良い踊りを踊るためには良い姿勢をしなくてはならないから、そうなるのです。
それともう一つ、力を抜くことがとても大切です。ダンスは男女が向かい合ってほとんどくっつくように組んで踊りますので、最初のウチはどうしても緊張して固くなり、同時に腰が引けてしまいます。
しかしこれではいつまで経ってもダンスを上手に踊れるようにはなりません。
極論すれば、ダンスを踊るときも、普通に歩くように踊ることが一番のコツと言えます。
バランスのことは大変大切なので、また改めて触れることがあると思いますが、今日はこのくらいで。
ではまた。
バランス良く立つには、まずは真っ直ぐに、スッと立つことが大切です。社交ダンスをしている人は姿勢が良いとは、良く言われることですが、それはダンスを踊るには良い姿勢が一番大切でかつ必要だからです。
格好をつけるために良い姿勢をしているのではなくて、良い踊りを踊るためには良い姿勢をしなくてはならないから、そうなるのです。
それともう一つ、力を抜くことがとても大切です。ダンスは男女が向かい合ってほとんどくっつくように組んで踊りますので、最初のウチはどうしても緊張して固くなり、同時に腰が引けてしまいます。
しかしこれではいつまで経ってもダンスを上手に踊れるようにはなりません。
極論すれば、ダンスを踊るときも、普通に歩くように踊ることが一番のコツと言えます。
バランスのことは大変大切なので、また改めて触れることがあると思いますが、今日はこのくらいで。
ではまた。