2011年07月31日

団体レッスンと個人レッスン

社交ダンスに限らず色々なダンスのレッスンには、ご存じのように、大勢の人達と一緒にレッスンを受ける団体レッスンと、1対1でレッスンを受ける個人レッスンがあります。

社交ダンスを始める時、多くの人は、「とりあえずパーティでちょっと踊れるくらいでよいので、団体レッスンでステップを教えて貰って、先でもっと上手になりたくなったら個人レッスンを受けてみよう」と考え
られるようです。

ところがここに大きな落とし穴があります。ダンスは他の踊り、たとえばバレエ、フラダンス、フラメンコなどと異なって、二人で組んで踊るダンスなのです。

ですから、ステップだけを覚えても、いざ踊るとなるとそう簡単にはいきません。団体レッスンでは組んで踊る相手が、同じように初級から中級の人であることが多いので、社交ダンスを踊る上でもっとも大切で難しいリードとフォローを身体で覚えることが、お互いになかなか難しいのです。

個人レッスンでは習う先生の時間を独占しますので、レッスン料はどうしても割高になり、その点団体レッスンは安価であることも、取り敢えずは団体レッスンで、ということになる理由でもあるでしょう。

けれど、段々とダンスを覚えてくると、やはりもっと上手に踊りたい、もっと綺麗に踊りたいという気持ちになってくるものです。

誤解を恐れずに言えば、長い目で見たとき、レッスン料についても、個人レッスンの方が団体レッスンよりも、リーズナブルになることは間違いありません。

もちろん、どのようなダンスを目指すかということによって、この判断は変わってくるのですが、できることなら、素敵な輝くようなダンスを身につけて頂いて、社交ダンスの持っている本当の素晴らしさを身体で体得して頂きたいと私は願っています。

  


Posted by きのちゃん at 09:28Comments(2)ダンス上達のコツ

2011年07月29日

サイバービジョン(2)

今日は昨日のサイバービジョンのお話の続きです。

良く「水が良い」とか言いますが、環境によってその人が洗練されてくることは、良く知られています。

日本人の赤ちゃんが、外国に養子として貰われて海外に行くと、数ヶ月で顔が外国人の顔になると言われます。これは外国の環境に移り住んだことによって、毎日目にする人々(その国の人達)の顔が視覚に飛び込んで来て、その結果それが自分の表情として表れて来るからだと私は思います。

もともとは血のつながりのない夫婦の顔が、長年連れ添ってくると似てくる、というのも同じ理由からでしょう。

つまり、人間の脳の作用として、人間は繰り返し繰り返し視覚の中に入ってきたものを、いつのまにか自分の身体で表現してしまう、ということがサイバービジョンの理論なのです。

であれば、私たちは自分の意思で、自分の視覚に入れるものを取捨選択することができるのですから、このことによって自分を変えていくことができるということになります。

昨日、日頃から自分の目に入るものを良いものにすることで、心と人生を豊かなものにしていくことができるのではと書いたのは、このような理由からです。

映画や絵画や陶器やジュエリーなど何でも良いですから、日頃から良いモノを見る習慣をつけて、感性を磨いていきたいものですね。

  


Posted by きのちゃん at 21:58Comments(0)つれづれ日記

2011年07月28日

サイバービジョン

サイバービジョンとは、米サイバービジョン社のスポーツトレーニングソフト(ビデオ)の名称で、ゴルフやスキーなどのトップ選手のフォームのビデオを繰り返し見ることにより、潜在意識に正しい体の使い方を覚えこませるという理論のことです。

私は以前ゴルフに凝っていた時期があり、その時ゴルフ雑誌にこの「サイバービジョン」のビデオの広告を見つけてピンとくるものがあったので、早速購入して試してみました。

私はゴルフを始めた時に、ゴルフコースに行くのは月に一回にしよう。そのペースでどこまで上達できるかやってみようと思いました。その為には基本をしっかりやらなければいけないと考えましたが、そのときにこのサイバービジョンのビデオを見つけたのです。

結果から言えば、ゴルフを始めて2年で100の壁を切って、その2年後に90を切ることができ、ベストスコアは85を出すことができました。ゴルフに詳しい人からは、月イチゴルファーとしては素晴らしい進歩だと誉められました。


この成果を出すことができたのは、基本をしっかりと学ぼうと努力したこともあると思いますが、私としてはこのサイバービジョンのビデオの存在も大きかったと思います。

サイバービジョンの秘訣を一言で言えば、トッププロの良いスイングを繰り返し繰り返し見ることによって、知らず知らずのウチにその良いイメージが自分の身体の中に焼きつけられることです。これはゴルフに限らず他のスポーツにも言えることで、現在ではもちろんダンスでもこの手法を使っています。

もっと言えば、スポーツに限らず、日頃から良いモノを目にする習慣をつけることは、心と人生を豊かにする上で大切なことではないかと思います。


  


Posted by きのちゃん at 22:24Comments(0)つれづれ日記

2011年07月26日

イギリス人のユーモア

暑中お見舞い申し上げます。

暑いですねぇ。ホント(;^_^A

こう暑いと、思考能力が低下して、何も考えることができなくなりそうです。

そこで、暑さしのぎに、今日はユーモアのお話をご紹介させて頂きます。以前「タイタニック」という映画が大ヒットしましたが、それに関連したユーモア小話です。


|●タイタニック号の特等に、ミセス・メイフェアという老婦人が乗
|っていて、氷山に衝突する直前に、ルームサーヴィスで氷とペリエ
|を注文した。とたんにドンドンと音がしてドアが軋(きし)んだ。
|ミセス・メイフェアがドアを開けると、目の前に氷の山がそびえ立
|っていた。そこで彼女、ちょっと顔をしかめて、
|「確かに氷は頼んだけど、ちょっと大げさじゃないこと」
|――小林章夫著『イギリス紳士のユーモア』(講談社現代新書)


やはり伝統ある大英帝国のイギリス人は、どんなときでもユーモア精神を失わないようですね。イギリスは社交ダンスの本場ですが、私もダンスだけでなくて、こちらも見習わなければと思いました。




  


Posted by きのちゃん at 22:09Comments(0)つれづれ日記

2011年07月24日

世界チャンピオンの踊りを観てきました

先週と今週の土曜日、大牟田と博多の某ダンス教室のサマーパーティにゲストとして招かれて、デモをしてきました。

この写真ができたらまたご紹介させて頂きたいと思いますが(ただし良く撮れていたら(;^_^A)、それよりも、この二つのパーティにスペシャルゲストとして、今をときめくスタンダードとラテンアメリカンの世界チャンピオンがそれぞれ招かれていて、両者のデモを間近に観ることができ、それはそれは素晴らしいダンスでした。

スタンダードチャンピオンは、アメリカのアルナス&カチューシャ組で、ラテンは同じくアメリカのリカルド&ユリア組です。アルナス&カチューシャ組は、以前福岡で開催されたアジアオープン選手権で観たことがありましたが、リカルド&ユリア組は初めてでした。

両者の写真などは下記URLで紹介されていますので、こちらでどうぞ。
http://www.info-ginza.com/jbdf/inter/release.html

観た感想はたくさんありますが、一番感じたことは、近代ダンスはパワーとスピードが勝負だということでした。それとボールルームダンスも、年々進化してきているなぁと思いました。

ちなみに、リカルド&ユリア選手とは握手することも出来て、パワーを貰った気がしました。

私もこれからももっともっと頑張ります!(^^)!




  


Posted by きのちゃん at 09:48Comments(0)ダンスの魅力