2011年07月13日

ローラン・プティ氏のこと

つい先日のブログに、ダンシング・チャップリンの映画の振付け師であるローラン・プティ氏のことを書いたばかりだったのに、7月10日に逝去されたというニュースが飛び込んできて、映画で元気な姿を見たばかりだったので、ショックを受けました。87歳だったいうことで、それにしては映画の中では本当にお元気で若々しかったと思います。

改めてプロフィールを調べてみましたら、オペラ座の芸術監督やマルセイユ・バレエ団の監督を務めたり、1952年に映画『アンデルセン物語』、1955年にフレッド・アステア主演映画『足ながおじさん』の振付を担当したそうです。

ダンシング・チャップリンの映画の中でも、重厚な存在感があって、ただものではないと感じていましたが、本当に世界的に活躍されていた方だったんだなぁとあらためて思いました。

心よりご冥福をお祈り致します。  


Posted by きのちゃん at 21:38Comments(0)その他

2011年07月13日

ブログの更新頻度のこと(2)

こんにちは。きのちゃんです。

先週の土曜日に、このブログを毎週日曜日に一回の更新にさせていただく旨の記事を投稿しましたが、その後も毎日多くの方が訪れて下さっているようで、申し訳なく思うとともに、こんなに沢山の方がブログをのぞいていて下さっていたのだと改めて分かり、勇気を頂きました。

メーリングリストやメルマガは、読者の方にメールや記事がいわば自動的に届きますが、ブログは読者の方がその都度アクセスする必要がありますので、わざわざアクセスしたのに何も変わっていないと、何となく徒労に終わったという気がされると思います。

それで、できるだけそういうことがないように思って、更新を定期的にしようと考えました。私自身がブログ初心者なので、まだブログというものの位置づけがはっきりしていなくて、試行錯誤している段階です。

次回は今週の日曜日に更新の予定ですので、よろしくお願い致します。

  


Posted by きのちゃん at 09:46Comments(0)その他

2011年07月09日

ブログの更新頻度のこと

このブログを開設して約1ヶ月になりました。最初は軽い気持ちで、社交ダンスの上達方法について書いてみて、一ヶ月はできるだけ毎日投稿して、反応をみてから、そのあとのことを考えようと思っていました。

私の教室の生徒さん達や、私の高校のメーリングリストに紹介したこともあって、アクセスも増えて、毎日見に来て下さっているかたもおられるようです。この場を借りてお礼申し上げます。

で、折角ブログを始めたことですし、できれば出来るだけ続けて行こうと思っています。またお忙しいなか、見に来て下さった方に少しでも良い情報をお伝えして行かなければという思いもあります。

毎日更新ということにとらわれて、無理に記事を書いたりすると、その気持ちはすぐに読み手の方に伝わると思います。それで、これからは基本的に週に一回投稿してみようと思います。曜日は日曜日の夜を予定しています。何かトピックスがあったような時は、週半ばにも投稿するかも知れません。

このブログを通じて、私の専門分野である社交ダンスの素晴らしさを、世の中の一人でも多くのかたにお伝えできればと思っています。

これからもどうぞよろしくお願い致します。  


Posted by きのちゃん at 23:20Comments(2)その他

2011年07月08日

ダンシング・チャップリン(2)

昨日に続いて、映画「ダンシング・チャップリン」を観ての感想です。
(以下ネタバレ注意)





前半の撮影に至るまでの経緯の中で、周防監督と振り付けのローラン・プティ氏の打ち合わせで、周防監督が「スタジオ撮影だけでなく、野外撮影も取り入れたい」と言った時、プティ氏は「もし野外撮影を取り入れるのなら私は降りる」と言って、ハラハラさせるシーンがありました。周防監督の意見としては、スタジオ撮影だけだと劇場撮影と同じようになってしまうから、ということでした。

で、後半の本編では、「警官たち」とエンディングのシーンが野外撮影となっていたので、結局、周防監督の希望が取り入れられたのでしょうか。観ていた私の感想としては、この野外シーンだけが少し浮いて見えて、幻想の世界から急に太陽の光の下に戻されて、目が覚めてしまったような気がして、やはりプティ氏の言われたとおりにした方が、完成度が高かったのではと思いました。

それから、前半にチャップリン役のルイジ・ボニーノ氏が登場してストレッチをしているシーンで、日本人のスタッフが「あなたの年齢はいくつですか?」と質問したとき、ボニーノ氏は、「えっ、急にそんな質問をするの?傷つくじゃない。一週間後くらいに答えてあげるよ」と言ったあと、つい「○○歳さ」と答えてしまって、周りの人達を驚かせました。

もちろん、その年齢よりもずっと若く見えたからですが、そのあとボニーノ氏は、「これが人生さ」と言葉を添えました。

私たちもボニーノ氏のように、物理的な年齢よりも、心も身体も若々しくこれからも生きていきたいものですね。  


Posted by きのちゃん at 23:08Comments(0)My Favorite Movie

2011年07月07日

ダンシング・チャップリン

今上映中の映画、「ダンシング・チャップリン」を観ました。
(以下ネタバレ注意)





草刈民代は「Shall we ダンス?」の映画のイメージしかなかったのですが、あの映画からずいぶんと経っているのに、その若さと、女性としての魅力に目をみはりました。

映画は前半と後半に分かれていて、前半が映画の製作に至るまでのいきさつや稽古の様子で、後半がバレエの演劇という構成になっていました。最近の映画のDVDには、本編の他にボーナス映像とかで舞台裏が紹介されていることがありますが、それが映画の前半に組み込まれたという感じで、これが本編の魅力を増幅させたと思いました。

前編で稽古の難しさを観ていたこともあり、本編の「空中のバリエーション」のシーンは特に素晴らしくて、目頭が熱くなりました。私もダンスと演劇の世界に生きていることを嬉しく思い、もっと頑張らなくてはと良い刺激を受けました。

クラシックバレエとチャップリンワールドを堪能できるとても素敵な作品で、お勧めです。  


Posted by きのちゃん at 21:58Comments(0)My Favorite Movie